とある科学の超電磁砲S #15 「最弱(かみじょうとうま)」

  • 美琴あるいは偶に挟まれる御坂妹視点から映し出される上条と一方通行の闘いがアニメ版禁書より面白かったのでこっちを正史にしたいみたいな気持ちがある。単純な作画レベルの向上とか要因は色々あるわけだが、まあ一番影響してる要因は演出だろう。今回は左斜めのレイアウト多用してきて桜美かつしにしてはバリエーションに欠けるコンテだったんだけど演出(CG処理含む)が上手かった。
  • 美琴のモノローグを挟みつつも上条と一方通行が戦っているのは美琴が見ている世界の出来事だと認識させるような構成なのでどうしても闘いに関しての当事者感が生まれにくいのだけど、一方通行が最後の切り札を出し美琴が戦場に出てきてから上条と美琴との視点が重なって物語も一点に収束して緊迫感が出てきた。
  • まあ正直一方通行との闘いは1話に収めてほしかったのだけど(俺の最弱は云々の言葉で幕引いてほしかった)、情報量の多さゆえそうもいかなかったらしい。本来2話半くらい使う内容なので凝縮にも限度があるか。
  • ちなみに一方通行が血を見て「なんじゃこりゃ」って言ってるのまさかとは思うけど太陽に吠えろのパロディなんですか。