幻影ヲ駆ケル太陽 episodio ? 「こぼれおちる水」

  • あかりがダエモニアの声を聞ける、つまり敵との対話可能性があるという意味は、今回から後付け設定のように導入された「対になるカード」という「頃したら強制的に仲間の誰か(対になってる人間)が消える」ものに対しての解決策だったのでは、と想像できる。物理的にではなく精神的に「倒すことができない」という敵とはもうどうにかして和解するしかないので、その和解の糸口となるようにあかりには対話能力が備わっているという。
  • このアニメが容赦無く味方を葬っていく方針なら対カードの威力と恐怖を示すために一人ぐらい犠牲になって死んでしまう可能性は頭の片隅に置いてたけど、事前情報では4人の成長を描くと謳ってるのでさすがにメインは殺さないと思っていた。しかしこのアニメがまどマギフォロワー目指してることを失念してたせいで「事前情報裏切って容赦無く殺しにかかる」という可能性を読みきれなかった。
  • 物語としては永久にダークなまま進んでいくしその割に脚本がいまいち練られてなくてB級臭が凄い。まあメイン一人殺してしまったのであとはなし崩し的にラストはあかりと星羅の二人になって一緒に敵と相打ちになるみたいな展開が一番ベタであり一番やってほしくない展開である。