- 今回Aパートは上げて落とす構成のうえに女神関係ないガチのラブコメをやるというコンセプトがあるので必然的に地獄のような話を見させられる羽目になって、しかもそれが原作と微妙に違った流れなので予習のしようがなかった。
- ちひろの告白から手酷く振られるまでに時間使って、Bパートでそれを考えさせる間を無くすように天理を差し向けたり洞窟に潜ったりという構成が良かった。この前の進撃の巨人もそうだけど、こちら側に考えさせる暇を与えないくらい展開を次々切り替えていくと「いやー良かったー」という感想が真っ先に浮かんでくる。
- AパートとBパートを見比べるとまるで違うアニメに見える。Aはラブコメ、Bはファンタジー。しかしそれらが駆け魂と女神という要素で一つに結びついてるので本線から外れたような感覚にならない。物語の核心である洞窟の話を「関係ない」で切り捨てて、あくまで目的ではなく手段である女の子攻略を最優先にする主人公のことをどの程度理解できるかによって、ちひろたちへの振る舞いが許容できる。
