弱虫ペダル RIDE.1 「アキバにタダで行けるから」

事前に色々と調べてる時は「これ朝とか夕方にやったほうがいいんじゃないの」とずっと思っていたんだけど、ちはやふる銀の匙なんかは明らかに万人向けの作品なのにアニメは深夜放送されてたからまあ最近の傾向なんだろうな。主人公があんまり受け付けないのはたぶん話が進むうちに何とかなるだろう。孤立してるわりに謎の行動力があったり体育会系っぽい性格してたり色々と矛盾してる。オタク=秋葉原 という古すぎる固定観念を突き付けてくるのもつらかった。

まあそうした点を除けば概ね良く出来ていた。ただあまりにも綺麗すぎるというか、毒素がほとんどないので(主人公のライバルポジションの奴も別に悪い人間ではない)ので引っかかるところがない。悪くはないんだけど「良いのか?」と問われると微妙なところ。極端に良いところも悪いところもないバランサータイプの作品というのは毎回何について言及すればいいか非常に悩む。

長期連載作品なのである程度の面白さは(一応)保証されてると考えていいのかな。長期連載つってもダラダラ薄く引き伸ばして連載続けてる漫画を沢山読んできているのでこの尺度はあまりアテにならない気もするけど。こち亀とかあそこらへんはもうマンネリを通り越した怪物クラスなのであまり触れないようにしています。