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2014年夏アニメ初回雑感

そらのおとしものは劇場版商法に殺された』『2014年上半期音源ベスト』の前にこれをやっておきます。
今まで各作品個別に記事にしてたんですが単純に面倒臭くなったのでひとつに纏めます。長いです。

さばげぶっ!

女子高生×サバゲー=C3部 という地獄の方程式が脳内に焼き付いているのでとにかく不安だらけの中での第1話視聴となったが、完全に杞憂だった。そもそも最近は可愛い女の子がスポーツや文科系活動やアイドルみたいなことを一生懸命やってる姿を描くだけで圧倒的支持を得られるという状態なので、よっぽどのことがない限り普通にやっていれば一定の層から受け入れられる。このアニメもその例に漏れないが、「女子高生がサバゲーをやる」という異端さを最初にギャグとして扱うあたりは凄く良かった。サバゲーにハマって常日頃から銃を持ち歩くような女子高生は正常ではないのだ。『咲』のように女子高生が麻雀やってるのが普通みたいな世界観はそうそう狙って作れるものではない。

だから主人公のモモカから見てサバゲ部の面々というのはとにかく現実離れした異常な人間として描かれる。『うぽって』でも『C3部』でもできなかった「普通の人を徐々にサバゲーの道に招き入れる」という過程の面白さがようやく示せている。サバゲーを真面目で堅苦しいものとして取り扱うのではなく、サバゲーを非日常的なイベントの一環として扱うことで間口が広くなった。ただ鳳美煌というサバゲ部部長がモモカを強制的に入部させてから作品の見え方がまるで変わってくる。それまで添え物程度だったナレーションが急に自我をもって、モモカが他の生徒に嫉妬されイジメを受けるシークエンスでは「これは鬱アニメじゃねえ」と宣言してくる。まあ実際最近は「鬱(シリアス)」のラインがどんどん広くなってきていたし、実際このアニメは鬱要素など微塵もなく、結果的にモモカはいじめてきたやつらを一人で撃退する。このモモカが実は腹黒で好戦的なキャラクタだからこそ、銃を撃ったり派手なアクションをしたりといったサバゲーの世界に抵抗なく入れた。シナリオに齟齬が生じないようなキャラ設定がなされていると安心できる。

それぞれに話の繋がりはあるものの、基本的には1つの回にいくつかのエピソードが収録されているので、テンポ良くスムーズに物語が進んでいく。サバゲーをテーマにしたギャグアニメなのでサバゲーのことを全く知らなくても問題ない。時折入ってくるナレーションの破壊力も高く(現実にあり得ない部分やグレーゾーンの話は全てナレーションがカバーしているなど恐ろしい気配り具合)、常に飽きさせない工夫が随所に感じられる。てーきゅう系譜を受け継いだアニメと言えるだろう。

導入としては詰め込み過ぎた感もあるが、1話で視聴者を引き込むには有効な手段だろう。先が気になる展開というのは訪れなさそうだが、次回も見ようという気にさせてくれるくらいの熱量を持った作品だった。C3部で無理だった「サバゲーを流行らせる」という目標は全く達成できないだろうが、C3部で纏わり付いたサバゲーというものに対する負のイメージは払拭されそうだ。


RAIL WARS

タイトルがもう既にとてつもなく不安な空気を醸し出しているので、やがて鉄オタが市民権を得たと勘違いして暴虐の限りを尽くしてしまうようなアニメなのかなとぼんやり考えていたら、開始20秒で主人公がいきなり鉄道の素晴らしさを語り始めて (アッこれはやばいやつだ...) と思ったその30秒後に主人公が女子高生に踏み台にされるという超展開。その10秒後には何故か強風が吹いて通りすがりの女子高生のスカートが捲れるという昭和のおっさん殺しの展開。もはやこの時点で何がしたいのか全く分からないが安心してほしい。本編はもっと謎に満ちている。OPで茅原実里も「分からない〜」と歌っている(ちなみにこの曲だけ聴くとバトル・ファンタジーアニメみたいな感覚が芽生える)。

国鉄中央学園・鉄道公安隊 という単語が出てきたり、訓練の様子を見ていたりしている内に『図書館戦争』を思い出した。世界観が似ている気がする。あちらよりは切羽詰まった感じはしないが、妙に殺伐とした雰囲気が漂っていて、これそのうち誰か死ぬんじゃないのという気さえしてくる。もしや鉄道に関わる者は皆命懸けなのか。鉄道の安全を脅かすものは全力で排除しろみたいな思想が学校で教えられているし。

あと作画はかなり良かった(さすがにスペースダンディには敵わないが作画が良いに越したことはない)。ストーリー自体は謎極まっているが、謎であることが逆説的に面白い作品とかも存在するので今後に期待したい。


幕末Rock

曲がりなりにもギター弾く人間なので適当なことやりやがったら末代まで呪ってやるぜという意気込みで視聴開始したのだが、ロックどころか完全にシューゲイザー状態だった。シューゲイザーといえばSlowdiveが再結成してしかもフジロックに出演ということで今から楽しみで仕方ないです。まさか生きてるうちにSlowdiveのライブを生で観られる日が来ようとは。マイブラも好きだし『Loveless』も去年発売された『m b v』もお気に入りだがシューゲイザーにハマる切っ掛けになったのはSlowdiveの『Souvlaki』だった。90年台前半に生まれて90年台前半に終焉を迎えた儚いシューゲイザーブームは、現在ドリームポップという形で生まれ変わっているのだと勝手に解釈している。Beach HouseとかWashed Outとか聴いていると、かつてマイブラSlowdiveを聴いて現実逃避していた頃を思い出すのだ。

前置きが長くなったがアニメ本編は本当にクソオブクソという感じでダイショーグンとの底辺の争いが見られそうだ。泥試合とはまさにこのことだろう。適当に戦国時代にロック持ち込んだみたいな態度が透けて見えて気持ち悪くなってくるので、これを見るくらいならSlowdiveのライブに向けて過去作聴き込んでいたほうがよっぽど健全で楽しい。以上。


グラスリップ

キャラデザは良かったんだけど作中でキャラクタの顔の輪郭が米粒みたいな形状になっているのが気になった。が、話自体は予想通り『true tears』のフレーバーが漂っている。しかし思いのほか話に引き込ませる力が足りなかった。まあまだ序盤なので仕方ないか。それに唯一の眼鏡成分を摂取できる永宮幸という人物の出番がまだそんなに無いということも影響していそうだ。あとポップな作画や演出が多くて、そこらへんも冬の景色がメインだった『true tears』とは違っている。どちらかというと『TARI TARI』に近い感触がある。でもあれ恋愛要素あまりなかったような。

ニワトリという存在が『true tears』とこのアニメを繋いでいることに恐らく誰も異論はないだろうが、こちらのニワトリはttとは違い「誰かに抱きかかえられている」という状況が多い。ttではニワトリは名前通り地べたを歩いている象徴だったが、こちらのニワトリは「(弱いから)守られるべき存在」として扱われている。男性が女性を守ろうとする構図が、女性がニワトリを守ろうとする構図で表現されている。しかし1話目からキャラクタよりもニワトリメインにされるのは流石に抵抗がある。キャラクタ紹介を冒頭で簡素に済ませたのちひたすらキャラクタとニワトリの交流を描くという奇抜すぎる1話。ニワトリが人と人を繋いでいるとかそういう話でもないし。

たぶん恋愛メインなんだろうけど、最近この手の恋愛アニメではいつも岡田麿里が脚本に関わって女性キャラクタに汚いセリフを吐かせるという有様だったので、このアニメの当たり障りのないことしか言わない女性キャラクタが新鮮に見えてしまう。あとキャラクタの関係性が1話の時点でまるで見えてこないというのは本当に致命的なので早く対処してほしい。


プリズマイリヤ

イリヤと美優がもう親愛度マックスに近い状態からのスタートなので我々視聴者としては砂糖吐く以外にやることがないわけです。頭を空にして菩薩を迎え入れるような心で視聴しよう。


白銀の意思 アルジェヴォルン

「これブレイクブレイドで見たことがある!!!」と言うまでには3分もかからなかった。どこかで見たようなロボットの造形や戦闘法。特に作画的な見所があるわけでもなく、ストーリーに新鮮さがあるわけでもない(おまけに主人公のテンションが常に高いので見てるだけで疲れる)。シリーズ構成が佐藤竜雄なのに既視感の塊のようなアニメになってるのはさすがにまずい。ましてオリジナルアニメでオリジナルな要素が見受けられないというのは危機的状況だろう。あとタイトルが覚えられない。

どう考えても現状ロボットアニメは完全に飽和しているのにロボットアニメはまだまだ湯水のごとく量産されるし、そのどれもがまともな作品にすら仕上がっていないという有様。ロボットがメインじゃないロボットアニメのガルガンティアが最近唯一の成功例というのは業界的にどうなんだ。いっそ日常系アニメに出てくるようなゆるふわ女子高生を異世界にタイムスリップさせて何やかんややってロボットに搭乗させ敵を倒していく、みたいなアニメ作った方がいいんじゃないの。ロボットアニメのフォーマットに凝り固まってろくに新しい要素を取り入れようとしない業界の悪しき空気をどうにかしない限りおれたちを奈落の底に突き落とすロボットアニメは今後も量産され続けていくことだろう。


ろこどる

監督が名和宗則の時点でけっこう期待していたのだが、期待以上という意味で裏切られた。今のところ夏期アニメではこれがトップという大番狂わせである。ふんわりとした世界観は一迅社直系のアニメだということを意識させるが、それ以上に1話におけるシナリオの起承転結がしっかりしていて「次回も見よう」と思わせてくれる引きなのが良かった。他の夏期アニメは「次回も見よう」と思わせるものがほとんどないのでこれだけで評価できる。

最近はゆるふわ女子高生がゆるふわトークしたり遊んだりしているのを見てるだけで神の存在を信じられる人間になったので、この『ろこどる』もその例に漏れず神的存在が宿ったアニメとして興味深く視聴させてもらった。微量なリアリティを含有させながら、基本的にはフィクションとしての女子高生たちの姿を生き生きと描き出しているので、こちら側が存在の是非の間隙で思い悩むことはない。

地域密着型アニメといえばラグランジェが真っ先に思い浮かぶが、あちらと違ってこちらは特定の街を推す明確な理由が存在する。あちらは鴨川でなければならない理由はないが、こちらは流川でなければならない理由がある(流川市は架空の場所だが恐らくモデルとなった街があるはず)。この違いは大きい。聖地は作り手から押し付けられるものではなく、受け手が探し出すものだ。スポ根に近いアイドルものではなく、日常系に根ざしたアイドルものなので他作品との差別化も出来ている。今期はこのアニメを超えられるかどうかで豊作か不作かが決まると言っていいだろう。


東京喰種

戦闘の作画や心理描写に難があったものの漫画原作アニメとしてはまずまずの出来なのではないか。原作読んでる関係で先の展開は知っているのでアニメでは作画や演出に気を配ってほしかったんだけど、まあそれは今後に期待するしかない。主人公がもっと絶望する様子を演出で補強してほしかった。

作画はともかくシナリオは『クロザクロ』に近いものがあって、初読時も抵抗感はなかった。といってもこの世の中に『クロザクロ』を知っている人間がいったいどれほどいるのだろう。かつて少年サンデーで連載されていた、食人を扱った漫画の中でも屈指の出来を誇る作品なんだけど知名度が無さすぎるので、この『東京喰種』がオリジナリティ強いみたいに評されているのがどうにも納得いかない。

話はともかく主題歌にTKとPeople In The Boxという渋いアーティスト持ってきてくれたのは有り難みがある。しかしピープルがアニメ主題歌担当する日が来るとは思わなかった。


プリパラ

キャラデザは良いんだけどシナリオがアイカツジュエルペット(てぃんくる)とプリリズのいいとこ取りをしようとして失敗したような残念さなのが悲しい。いっそプリキュアみたいな要素を入れた方が闇鍋っぽさが出て楽しくなったのでは、と思うがこれからそうなる可能性も秘めている。あとあらゆる語尾に「プリ」って付けて喋るやつがとにかく鬱陶しい。
この手のアニメはもう飽和してるので、どこまで既存の作品(特に上述の3作品)との差異を見せつけられるかがポイント。


セーラームーン

実は恥ずかしながらセーラームーンについての知識に乏しくて(大昔に視聴したはずなのに記憶がほとんど消えている)、あの「月に代わってお仕置きよ!」という名台詞が脳に刻まれているくらいの状態での視聴だった。そもそもセーラームーンという作品は放送当時今のプリキュアよりも意識的に女性のみを取り込んだエンクロージャー・コンテンツという感じだった気がする。男がプリキュアの話をすることは現代社会において何の違和感もない(はずだ)が、男がセーラームーンの話をすることには強烈な違和感を伴う。ベルサイユのバラとかはそうでもなかったのに、なぜかセーラームーンだけは聖域のような不可侵性があった。まるで触れることが罪のような、あの抽象的な居心地の悪さ。

で、そんな高嶺の花でもあり触れてはいけない聖域そのものだったセーラームーンが17年以上の時を超えてWebアニメとして蘇ったわけだが、この「Webアニメ」という敷居の低さが結果的にかつての不可侵性を取り払っている。テレビアニメではなくWebアニメというところに極めて高度な戦略を見て取れる。地方格差もなく極めてフラットな状態で万人に視聴される状態を整えた、ということはそれだけ東映セーラームーンという作品に絶対の自信があったのだろう。事実、この『美少女戦士セーラームーンCrystal』という新作は非常に分かりやすく整理され、セーラームーンという作品についての予備知識が一切無くても楽しめるようになっている。おれはセーラームーンといえば劇場版第一作目の監督だった幾原邦彦のイメージが強いのだけど、この新作では境宗久という東映の中でもかなりの腕利きを投入してきただけあって、そうしたイメージを壊すこと無くデジタル化の恩恵を受けた新鮮さを提供している。

話自体は極めてシンプルでオーソドックス。つまり逆説的に様々なアニメがこのセーラームーンの影響を受けているということだ。女性目線でのファンタジーを基軸に、バトル・アクションやホラーなどの要素を盛り込んでいて、そのどれもがしっかりと味付けされている。今なお後発作品に影響を与え続けていることに納得いく抜群の安定感と完成度。もはや古典として扱われているセーラームーンだが、「古典≠古臭い」という事実を改めて教えてくれる、全盛期に追い付いてやろうとする熱量の高さを持った意義あるアニメ化だろう。2クールものらしいが夏期に入ってから見た新作の中ではトップクラスだった。


ソードアート・オンライン 2期

1期の時は原作既読範囲内のアニメ化だったので展開も知ってたし、原作と照らし合わせてどこらへんが良いとか駄目とか色々言っていられたんだが、今回は最初から原作読んでない(というかもう原作読んでない)ので新鮮な感覚で楽しめるかなと思っていたが、1期と違いまず現実の世界が提示されてしまったのでゲームの世界がいまいちリアリティを持っておらず、その点では1期よりかなりハンデを背負ってのスタートになっている気がする。あといきなりアスナの好感度マックスなので二人の距離感に関する面白さは皆無だった。

タイトルから分かる通りこの作品はオンラインゲームの方に比重が置かれているため、ゲームの方に現実性が無ければ成立し難いという問題を抱えている。現実に現実感を持たせず、虚構に現実感を持たせるという難題を解決するために1期ではほぼずっと物語はゲームの中で進んでいた。2期では現実の世界とゲームの世界を密接にリンクさせることで境界線を曖昧にしようとする意図が窺える。オンラインゲーム内で銃弾を食らったプレイヤーが現実世界で死んでいる、というのは1期からだいぶテイストが変わった話のように見えるが、1期でも「オンラインゲーム内での死は現実の死に直結する」という設定があったので、作風そのものは変わっていない。

何だかんだで視聴者を惹きつける要素を数多く内包しているし、設定の説明も押し付けがましくない。面白いかどうかは別として、相変わらず上手いアニメだと思う。上手すぎて気持ち悪くなるくらいだ。人間関係に関しての話はおざなりなのに、オンラインゲームが核となっているシナリオそのものは極めて頑丈。あとは女性が絡んで来ると急に中学生の考えた話っぽくなる稚拙さをなんとかしてくれればよい。


ばらかもん

本来ならおれはこの手の作品はわりと好きになるはずなのに、なぜかこれには惹かれなかった。美術は凄く凝ってて作画も悪くないのに、キャラクタがそこに噛み合っていない違和感がある。おれが子供苦手なのは別にフィクションの世界にリンクしてるわけではないし(現にうさぎドロップは最高のアニメだった)、主人公も悪いやつではない。島という閉鎖的な空間における人と人との交流、そこだけ切り取れば良いように見えるのに、そこに至るまでの道筋に説得力がなかった。本当に突然島の住人が現れたのでちょっとした恐怖もあった。

1話段階ではいまいちのめり込めなかったが、回を重ねていくとブラッシュアップされる可能歳もあるので一応見続けはする。


アルドノア・ゼロ

志村貴子の絵というのは志村貴子の紡ぐ物語の中でこそ最大限に輝きを発揮するものであり、いくら志村貴子がキャラクターデザインを担当したからといってストーリーが志村貴子の生み出したそれでなければ意味がない。志村貴子は絵よりシナリオに重点を置く作家だからだ。逆説的に、シナリオが志村貴子の絵と合致するようになれば充分名作になる可能性はあり得る、ということでもある。

主人公の姉は素直に志村貴子キャラデザの恩恵を受けていて素晴らしいのだが、その他のキャラは別に志村貴子の絵で描かれる必然性が感じられなかった。シナリオは様々なロボットアニメとSF作品の要素を詰め込んだ、という感じで真新しさはないが安定感はある。テロという非常に盛り上がる要素がいきなり投入されたのも「初回」というものの意味を考えてのことだろう。今後是非とも虚淵玄の本気を見せてほしい。


少年ハリウッド

ただただつらいだけだった。三途の川が見えた。


人生

何も考えなくていいように計算された原作をさらに魔改造して視聴者の思考能力を奪ってしまう非常に先鋭的かつ先進的なアニメ。原作1巻しか読んでいないんだけど、これ続巻読まなくてもいいよなと1巻の時点で思ってしまったし、アニメを見てその考えが確信へと変わった。恐らく手を替え品を替え同じことがひたすら繰り返される作品だ。しかもGJ部と違って結構長いこと続いているので、アニメがGJ部のような名作になり得る可能性はかなり低い。だが冒頭で述べたように「考えることすら視聴者に放棄させる」というのは立派な長所だ。これからも思考を停止しながら映像を直接脳に流し込んでいく。

余談だがこれGJ部というよりのうコメに近い匂いがする。演出のせいでそう見えるのかもしれない。しかしGJ部にしろのうコメにしろこのアニメよりは主人公の造形がましだった。何でこのアニメの主人公はこんな駄目人間の典型みたいな姿形をしているんだ。


浦安鉄筋家族

時間が経つのが早かった(正味2分)


スペースダンディ

開始10秒の時点でもう既に面白かったので勝利を確信した。作画のレベルは1期の頃と比べても全く衰えておらず、もしこのクオリティのネタを揃えて最後までやり切れれば2期が1期を凌駕するという非常に珍しいタイプのアニメになれる。

例えばワルキューレロマンツェでは「馬」という生き物に照準を絞って馬作画という役職を設けてあの岸田隆弘を任命し、結果的にギャグをメインにしつつもストーリーがしっかりしたアニメとして成功を遂げた。そして今回のスペースダンディでは開始早々に牛が出てくる。ホルスタインである。宇宙人でも未知の生物でもない、現実にも普通に存在するホルスタインである。これをリアルに描いたり派手な演出で盛り上げたりすることなく、ただありのままの牛として描写することでシュールな笑いが生まれた。このアニメはやはりメインをコメディにした方が安定するのではないか。

牛のくだりが終わったあとも、ダンディたちが様々なダンディと仲間2人が存在する世界へと移動していって、常に新鮮な面白さが維持できている。移動の手段が「様々な場所に生えている毛(次元のほつれ)を引っ張る」というのも新し過ぎて狂気すら窺える。作画も移動した世界に合わせて描き分けていて、いかにアニメーターたちのレベルが高いかということが嫌という程思い知らされる。作画・演出に関しては本当に圧倒的だった。今期はもとより今年中でさえこのアニメの作画を超えるアニメは出てこないだろう。


月刊少女野崎くん

順当に良い。原作の粗を失くしつつ良いところをひたすら伸ばす、真っ当かつ誠実な作り方。アニメーションの特性を生かした演出は鮮やかでありながら理性的。最近の動画工房は人間の動作の細かい部分に絞ってハイクオリティの作画を見せつけてくるので、漫画を描くという細かい作業が根幹になっているこのアニメとの相性は抜群だった。原作は基本的に4コマなので動きというか話同士の繋がりが見えづらいのが唯一の弱点だったのだが、アニメ化するにあたって構成を多少変えたおかげでシームレスに視聴できる。

少女漫画をメタ的に笑いのネタにするセンスと、少女漫画を生み出すプロセスそのものをギャグに昇華してしまうシナリオの完成度の高さは言うまでもないが、この手の作品では珍しく主人公(あるいはヒロイン)のポジションにいる佐倉千代が極めて女性的(男性から見て可愛い女性像に近い)なのは面白い。最近のガラパゴス化した少女漫画を皮肉った内容だが決して毒を吐いているわけでもないし、かといって牽制球を投げているわけでもない。明らかに深いところに斬り込んでいるのに致命的ダメージは与えないという、居合の達人同士の練習試合を見せられているようだった。

原作を読んでいるという自分の入れ込みを差し引いても今期は現段階でこれが2番目(トップはろこどる)。真っ当な作画・演出・登場人物たちの面白さで正面から勝負してる潔さと、これらが全部乗っかってもバランスを崩さないシナリオの安定感は他の追随を許さない。男女どちらからも好かれるような間口の広さもあるし、下手すればBDとか爆発的に売れるのではないかと思う。


アカメが斬る!

これ2クールやれるほど体力持つのかなという不安もあったが、このくらい奇を衒うことなく真っ正直なバトルアニメなら却って長々と続けられるのではないか、という気がしてきた。まあ容赦無く人を斬り殺すシーンがあるのは真っ当と言えるのか、という疑問はあるが。

取り敢えずタイトルのダサさに反して内容は充実していて思いのほか楽しめた。間延びせずスピード感に溢れるシナリオは作画の中途半端さから目を逸らさせてくれる。グロいのは殺人の描写ではなく人間の本性を真正面から描くその態度だろう。主人公が一切躊躇せずに悪人を斬り殺すあたりからわかるように、このアニメは間違いなくピカレスク・ストーリーだ。それもコードギアスのような、正しい悪人が間違った善人を裁いていくタイプの作品である。

正直言ってダークホースだった。タイトルの時点でそんな面白くないかなと決め付けていた自分はやはり愚かだった。今期の中でもトップクラスの出来だった。これなら2クール見られる。


ひめゴト

主人公が女性だったら良かったなーと思ってたら本編終わってた。


アオハライド

少女漫画の極めて王道を地で行く作品だった。圧倒的なベタさなのにそれをベタだと感じさせない咲坂伊緒の独特な絵と、見渡す限りの淡いグラデーションに包まれた風景が溶け合って、まさしく絵的な面白さが確立されていたからだろう。これは漫画ではなくアニメで観た方が正しい作品だったのかもしれない。事前に原作に触れなくて良かった。これは予備知識を持ってたら重箱の隅を突つきたくなるタイプのやつだ。

ストーリーが多少雑でもキャラクタの存在だけで全体が引き締まって見えるのはやはり咲坂伊緒という作家の最大の持ち味だろう。自身がストーリー原案に携わっていない『ハル』でさえ、キャラクタ一人一人に圧倒的な存在感があった。この『アオハライド』でもその力は健在で、2年前の『となりの怪物くん』のようなテンションの高さを見せつつ、『好きっていいなよ。』のような人間関係に紐付いたシリアスな一面も見せてくる(この作品に出てくるキャラクタはどうやら半分以上性根が腐っているらしい)。

多面的なシナリオを展開しつつ、基本的には吉岡双葉という同性の友達に嫌われないように立ち回っている主人公を掘り下げていく。学校という擬似的社会における女性同士の派閥争いみたいなものは遥か以前から展開されている様式美になりつつあるが、この作品では派閥みたいながっちりした横の結び付きは見えなくて、むしろクラスの女子全員が一人の女子を嫌っている、という状況がある。しかし今の段階でイジメとか起きてないのが奇跡的な気が。顕在化してないだけか。

後半、神社の裏でかつてのように双葉と馬渕洸が相対するシークエンスは両者とも脛に傷持つ身だというのが一瞬でわかる。原作の段階でこうなのか、コンテが素晴らしい仕事をしたのか判断出来かねるのでそれを確認するためだけに今度1巻読んでみます。前期の『それでも世界は美しい』の時にも言及したんだけど、少女漫画自体にはハズレが多いのに少女漫画原作アニメにはアタリが多い、という法則は未だに生きているようだ。しかし主人公が上辺だけの友達付き合いを見つめ直して本当の友達を見つけていく、という恋愛以外のサブストーリーはどの作品でも似たり寄ったりの過程を辿るので、そこらへんはしっかり考えてほしい。


ハナヤマタ

こちらが想定していた内容とは結構違っていたが、このくらいなら誤差の範囲内で済ませそうだ。意外にもシナリオの骨格がしっかりしていたのは良い意味での裏切りと言えよう。この手の作品はキャラクタ主導の中でどのように物語を作っていくという型に嵌りがちだが、この作品はまずシナリオがあってそこに最も適するキャラクタが生み出されていく、という工程が見て取れる。自分が何をしたいのかわからない人物が様々な人間と関わっていくことでやりたいことを見つける、というシンプルで王道な話を新鮮で面白く見せるための工夫が作画・演出に詰め込まれている。特に画面を終始美しく見せるための色彩設定や桜の用い方は上手かった。色遣いがとても綺麗なアニメなので視覚的にも楽しめる。特に前半部は京都アニメーションの背景美術の素晴らしさにも肉薄していた。マッドハウスは間違いなく劣等生よりこちらの方に力を入れている。

どこか浮世離れした画面の美しさにつられるように、シナリオも徐々にファンタジーの色合いを帯びていく。空の濃紺と桜の薄紫と橙の灯りが叙情的な景色を浮かび上がらせるAパートラストがその頂点。そこから折り返しBパートでは学校生活に視点が移動する。急激に現実に戻される高低差を感じさせつつ、ハナという異質な存在を現実に馴染ませていく。元々現実と乖離させた状態で登場させた人間を現実に引き戻すことの難しさは遥か以前『竹取物語』から証明されている事実だが、この作品はハナをなる以外の人間と交わらせないことで、異質さを維持したまま学校生活に溶け込ませていた。これもひとつの解決手段だろう。

しかし、なるとハナが屋上で出会うシークエンスでは突然桜が舞うなどして再びファンタジーの色合いが濃くなっていく。学校の中や校庭ではそんなことはなかった。つまり外でハナとなる以外の人間がいない場所ならどこでもこの空間を創り出せる、ということだが、問題は最後まで見るとこの空間がどうやらなるの視点から見たものだという事実だろう。ハナはもちろん異星人ではないので、ハナとの出会いやら何やらを全てファンタジー的に捉えているのはなるということだ。あの桜も幻想的な風景も、全てなるの視点から見たものであり、実際の風景がどうだったのかということに関しては一切の情報がない。だから視覚的に得られる情報がどれほど信用度の高いものか、というのは現段階では全く判断出来ないのだ。まあこれは話が進んで他のキャラクタが話に入ってくれば自然に解決されるので次回以降に任せよう。

あとOP・ED曲がともに最高だった(特にOP、田中秀和アイカツ以降明らかに開眼している)間違いなく今期一番の出来なので皆さん購入しましょう。日常系ではないが今期トップクラスだという読みはどうやら間違っていなかったようだ。


あいまいみー 〜妄想カタストロフ〜

最近のいまざきいつき監督作品、なぜかラストにキャストが遊ぶ映像が挿入されてくるのだけどこれ要らなくねえ?


モモキュンソード

おれは意図的に頭おかしく作られたものよりもみんな真面目に頑張った結果頭おかしいものができた、という方が好きなので、このアニメは中々取っ付きづらかった。とにかく狙ってやっているというのが完全に丸分かりなので、そういう意図を汲み取ることは避けられない。一瞬『ニニンがシノブ伝』や『魔乳秘剣帳』の匂いも感じ取れたが、これはどちらかというと『閃乱カグラ』や『世界で一番強くなりたい』の方が近い気が。

最初の5分の時点でああこれは駄目だろうなと思ったし、それは最後まで変わることもなかった。頭おかしいのはいいけど真面目さが足りない。前期のダイミダラーや冬の魔法戦争は頑張ってる部分もあったのに、これはほぼ全てふざけている。桃太郎をベースにしてる時点であまり話の幅を広げたりキャラクタを増やしたりできないのはわかっていたが。取り敢えず鬼退治に行かなければ名作になれるかもしれない。


ヤマノススメ 2期

良かった。かなり良かった。正直なところごちうさ難民はここに移住すれば良いと思う。山ガールを勧めてるのにいきなり吹雪で遭難してるシーンを描いていいのだろうかという問題はともかく、1期が5分、2期が15分なのでこのままいけば3期は25分(あるいは45分)になる。しかし5分でやれば15分欲しくなるし15分でやれば25分欲しくなる、極めて人間の欲望を直接的に引き出してくるアニメなのでたぶん3期とかやるのではないか。


残響のテロル

ノイタミナ久々の大当たりが来る予感がしている。『No.6』と『東のエデン』と『サイコパス』の要素を上手く掬い取ってブラッシュアップしたようなアニメ。現代的かつ現実的でありながらどこか浮世離れした世界観が実に興味深い。ノイタミナ作品に求めていたものがようやく形になって実現した、という印象だった。変に社会派に傾倒せず、あくまでフィクションとして現実を皮肉るような言動をするキャラクタがメインなのも象徴的だ。

舞台や設定の説明などは一切していないが、現実に近い時間で東京あたりが舞台になっているということは見てすぐにわかる(しかも9.11がモチーフっぽい)。主人公二人が何の目的で破壊活動をしているのかは不明だが、普通のピカレスクストーリーと違う雰囲気がある。漫画『予告犯』の犯人グループとも交わらないような余裕・冷静さも見られる。謎が多いものの、その謎が苦痛にならないほど強いエンタメ性をもっているシナリオなので、「謎が解明されるのを見たい」という欲望の方が強い。

作画もかなり良かったが、それ以上に必要以上の紹介をしていないのに鮮明に伝わってくる三島リサの心情描写が凄かった。渡辺信一郎の気合い入りまくったコンテも素晴らしく、菅野よう子に至ってはOP・ED・劇伴とあらゆる音楽の支配者の座に君臨している。勢いで押し切ったにしては目立った欠点が無く、シナリオの方針さえ固まってしまえば間違いなく傑作になるはず。


まじもじるるも

タイトルからして割とコメディ寄りのアニメだと決めてかかっていたが予想通りだった。なんかこういうアニメを10年ほど前に見た記憶があるんだけど覚えてないので心当たりある方は教えてください。

というかこれ『弱虫ペダル』の作者が描いてる漫画が原作らしいけど、ペダルとは絵が全然違う。男のほうは名残があるけど、女のほうは今とまるで違う。シナリオも超スローペースのペダルに対して、この『まじもじるるも』はとにかくハイペース。あっという間に進んでいって気付いたら半分終わってるみたいな。そもそもなぜこの連載終了している原作が今更アニメ化されたのか謎だったんだが、弱虫ペダルの好評を受けてのアニメ化なら納得がいく。微妙に古さを感じさせる作風だが内容自体は可もなく不可もない。とりあえず数話見て判断する。


LOVE STAGE!!

ダイゴがダイゴでダイゴだった。ダイゴはダイゴだしダイゴならダイゴになるだろうと思っていたが予想以上にダイゴがダイゴしててダイゴダイゴ言わざるを得なかった。大誤算だ。間違いなく今期一番笑える。次回予告すら面白かった。


ペルソナ4

申し分ない出来だった。完全にペルソナ4の内容を知っている人のためのアニメだが、単なるファンディスク的な内容ではなく、ペルソナ4のファンを更に深く沈めていく理想的な続編。続編というのは元々その性質上、新規層の開拓というのが困難なので、このアニメのように最初から新規層を捨てにかかるのも作戦としては有効だ(とはいえ、放送前にニコニコ動画ペルソナ4の一挙放送がされているので完全な切り捨てではない)。

一応二週目という設定らしいが、主人公はもちろん「二周目」という意識はなくて、むしろこれを視聴している我々にのみ「二周目」という意識が生まれているのが面白い。しかも主人公の人格が一周目の時と二周目の時ではかなり違っているのでストーリーにも新鮮さがある。具体的には一周目の主人公は最初どちらかというと消極的だったが、この二周目は最初からとにかくアクティブだ。先生に反抗したりいきなりテレビの中に入って突き進んだり、初対面のはずのクマと普通に接したり、主人公のペルソナが最初から最強クラスであらゆる敵を一掃したり、いちいち主人公の行動が笑えるという、二周目ならではの特性を生かしている。というかもうペルソナ強過ぎてもうラスボス含めあらゆる敵を主人公1人で倒せるんじゃねえのと思えてくる。

主人公に余裕があり過ぎて緊迫感皆無なのがやや勿体無いが、それを差し引いても充分満足のいく内容だった。主人公が強過ぎるともはや笑みが零れてくるということを改めて証明してくれる良作。


六畳間の侵略者

主人公の名前が里見浩太朗の時点で視聴決定した(字違い)。監督大沼心・制作シルバーリンクといういつもすぎるタッグだが今期大沼はイリヤの方も担当してるはずじゃなかったか。いつの間に掛け持ちできるほどのスタミナを身に付けたんだ。

オーソドックスな学園ファンタジーラブコメものっぽいので、これを大人気作にするにはアニメにおける作画演出を頑張らないといけないわけで、だから監督が大沼心なのだと納得した。しかしC3や黄昏乙女とは違い、シャフト臭のない普通の演出ばっかりなので(のうりんとかイリヤに近い)、これなら大沼心じゃなくてもよかったんじゃないのという感じだ。

むしろシルバーリンク側が明らかに京都アニメーションを意識してる部分が散見されたことのほうが興味深かった。P.A.とかWFとか最近は露骨に京都アニメーションの後釜を狙ってるところが多くて面白い。そして京都アニメーションはいずれジブリのようなスタジオになっていくのだろうか。


東京ESP

開始5秒の時点で完全に喰霊だと分かって懐かしさのあまり泣きそうになったが黄泉はもういないし同様におれたちのあの時の青春も帰ってこないのだ...つらい...

原作全く知らないんだがどうやらだいぶ改変されているらしく、まあでもこのくらいなら別にいい気がする。おれたちは喰霊に飼い慣らされてしまったらしい。登場人物や設定はおろか、主人公が誰なのかさえしばらく分からなかったけど、神の視点だと思えばなんとか許せる。

1話時点では正直面白みが無かったんだが(誰が敵で誰が味方で何が起こっているのかさっぱり分からない)、今後しっかり話を整理してほしい。というかそうしてくれないと視聴する気になれない。


みならいディーバ

やはりおれは吉田尚記が生理的に苦手なのだということを悟った。


精霊使いの剣舞

開始30秒でああこれはダメな部類のMF作品だろうなと察せられたんだけど、こういう前時代の遺物みたいなアニメを好きな人とかやはり一定数いるんだろうし、作品の存在意義そのものについておれは全く否定する気はない。しかしOP曲は本当に酷くないか。原田ひとみが劣化したのか歌録りのディレクションに失敗したのかは定かではないが取り敢えず鼓膜が受け付けなかった。星刻の竜騎士のOP曲(榊原ゆいのやつ)もディレクションミスってたしMF関連の主題歌もう少しちゃんとしくれ。

シナリオは今が2014年だということを忘れてしまうくらいの古風ぶり。ゼロ年代前半にはこういうダメなアニメが溢れてたなーと思い懐かしくなる。なんだかんだ言ってゼロ年代後半からは本当にクソみたいなアニメが淘汰されてきて中々良い時代になったと思う。それでもハルヒが終わって2年くらいは似たようなアニメが大量生産されて胸焼けに襲われたが、『らき☆すた』『けいおん』が出てきてからは「シナリオを切り捨ててキャラクタを生かす」という日常系作品が増えてきて業界が丁度良い塩梅になってきた。まあしかしはっきり言って2010年代のほうが楽しめてる気がする。

こういうアニメの源流ってやっぱりゼロ魔なのかなーと思ったが、MF作品って現状似たり寄ったりの作品が多い印象で、やはりゼロ魔の功罪は大きいのだと痛感する。あとゼロ魔と同時期にシャナが放送されてて釘宮理恵が無双してた記憶があるんだけど、シャナといえば中学時代の親友が高校卒業して働きに出る時に「これあげる」つってタダでもらった『いとうのいぢ画集Ⅲ-蒼炎-』はまだ大切に持ってます。あれ1500円くらいかと思ってたら3000円もするんだな。ありがたみがある。

昔の思い出に浸っている内に本編は終わってしまった。こういう意味もなく懐かしさを感じさせるノスタルジーアニメは過去の楽しかった頃の記憶を掘り起こしてくるので泣きそうになる。具体的赤髪の女の子(名前覚えられなかった)が主人公にパンツの色を自白してる時と階段でメイドがこけて主人公に覆い被さってきた時に泣きそうになった。本当に今は2014年なのか。実はまだ2005年とかでおれは社会人になった夢を見ているだけではないのか。明日目を覚ませば楽しい中学校生活が戻ってくるのではないか。中学生と高校生を永遠に繰り返す人生が良かった。生きてる意味とは。そしてこのアニメを次回も見る意味とは。





現在大体の作品の2話まで見ていて、トップが『ろこどる』で、その下に『月刊少女野崎くん』『アルドノア・ゼロ』『残響のテロル』『LOVE STAGE!!』『さばげぶっ!』と続いていく。1位予想してた『グラスリップ』が想像以上に面白くなくて困惑してるんだけど、そのぶん他の作品がカバーしててバランスはわりと良い気がする。