DEVIL SURVIVOR 2 1ST DAY 「憂鬱の日曜日」

  • やはり岸・上江洲コンビがゲーム原作を手掛けると「ゲームそのものをいかに映像化するか」ということを至上命題として制作されるようだ。まあ原作ファンから反感を買わず且つ新規アニメファンを取り込む策略としてはベストだと思います。
  • 人の死に顔を知ることができるというサイトが「人の死を予知する」ということに繋がっており、そこはペルソナ4のマヨナカテレビに近い設定だ。ただペルソナ4と違うのは現実と虚構の世界の境界線がほとんど無いというところで、これに関しては起こっている出来事が現実と完全に地続きであるこのアニメの方が緊張感があって良かった。
  • 悪魔襲来ってのはパンデミックとはまた違った世界レベルの危機(災害)だけど、目に見える危機のはずなのにパニックが起こっていないというのが気になった。でも夜の広場に悪魔が襲来してきた時は本格的に終末感出ててテンション上がってきた。
  • このアニメの鍵は間違いなく人の死に顔を予知出来るアプリを物語の要素としてどれだけ上手く使いこなせるかというところだろう。そういう意味ではアプリの意味を明確にしたこの1話目は導入としては良かった。主要キャラの顔見せ・キーアイテムの提示・戦闘・今後の話の伏線などが隙間無く詰め込まれていてかなり情報量が多いのがアレだが。