げんしけん 二代目 1話 「道のむこう、約束の場所」

  • これは完全に個人的な問題なのだけど、やはり大野さんは川澄、萩上は水橋、朽木は石田、春日部さんは雪野、班目は檜山というのが自分の中で揺るぎないものとして存在しているので、やはり声が変わってしまうとそれはもうげんしけんではないのだな、と見切りを付けてしまう。これが2代目げんしけんを名乗っていることに関しても許容できなかった。おれの中でげんしけんは6年前にすでに完結した物語なのだと考えることでしか自我を保てない。
  • ゆかなや福島に関しては別に下手な役者ではないけど、声と容姿が完全に結び付いた状態ではどんなに上手い役者が演じようが自分の中では違和感しか無い。ゆかななんて声で人を殺せるくらいの力を有しているにも関わらずこのアニメで大野というキャラを演じさせると果てしなく「合わない」と感じさせられるのでやっぱりキャラクタの魅力って役者の声>演技なんだなーとしみじみ理解した。
  • 内容に関しては基本的なげんしけんの路線の延長という感じで可もなく不可もなし。今のところ就職活動がメインになってたドロドロの2期よりは純粋にオタクとしての活動に焦点を絞っていた1期の作風に近い。原作は読んでないのでこれからどうなるかは知らん。
  • とにかく自分でも意外なくらいに拒否反応が出てしまった。一応心の準備期間として放送から3日開けてから見たんだけどそれでも駄目だった。自分は自分の思っている以上に声から作り上げられるイメージに囚われているらしい。収穫は波戸が頭おかしいくらいに可愛いということのみである。戸塚といい波戸といい何で最近は女よりレベル高い男が出てくるんだ。波戸のせいで視聴を続けるしか道は無くなった。