8月になる前にやっておきたかったけどできませんでした。前年に比べて今年は聴いている量が圧倒的に少ないのだけど、今年は量より質を追求した結果、去年より良い曲との出会いが増えたような気がしないでもない。が、やっぱり色々なものを聴かないと「おれが聴いていないだけで1位よりすげえ音楽が眠っているのでは...」という不安に襲われるので、ここはもう労働日数を減らしてもらうしかない。祝日を増やすとか焼け石に水だし、そもそも週5日労働したことで蓄積した疲労がたった2日の休みで回復するわけがないので、やはり週3日労働からの4日休みが理想的だ。革命を起こすしかない。
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報告するだけの近況がないというか、忙しすぎて余暇を楽しむ時間がほとんどなかった。いや休みはあるんだけど、勤務時の疲れが溜まっているので家でぐうたらして休み終了、という感じのライフスタイルなので厳しい。ただ給料は上がっているので買い物は前職のときより増えた。
6月に買ったAH-D600EM。昔4万くらいしたのに今は2万5千円で買えるので買いました。HD25-1 Ⅱとどちらにするかで1時間ほど迷ったものの、HD25-1 Ⅱは低音と側圧が強すぎたのでAH-D60EMに。何気にDENON製品買うの初めてだった。あとパッケージが超豪華。
DENON MUSIC MANIAC 密閉型オーバーヘッドヘッドホン リケーブル/ハイレゾ音源対応 ブラック AH-D600EM
- 出版社/メーカー: デノン
- 発売日: 2012/08/06
- メディア: エレクトロニクス
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【国内正規品】ゼンハイザー 密閉型ヘッドホン HD25-1 II
- 出版社/メーカー: ゼンハイザー
- 発売日: 2007/07/10
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本を買いまくっています。買うペースが読むペースを上回っているので、必然的に積読が増える。
ななしのアステリズム(1) (ガンガンコミックスONLINE)
- 作者: 小林キナ
- 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス
- 発売日: 2016/03/25
- メディア: コミック
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紙の本を買い過ぎたため、CDは控えてiTunesメインで購入しています。
そんな中で呂布カルマの作品だけはCDで集めたいと思ったのだけど、今まともに買えるのが最新作しかないというつらさ…『STRONG』とか再販する気がないんだろうか(再販を信じて未だにiTunesで購入するのを躊躇っている)
最近はほとんどアニメを観ていません。単純にアニメを視聴する体力が尽きてしまった。去年までは駄作も駄作なりの楽しみ方を見つけて視聴していたのだけど、今はそれがつらい。自分の好きなものしか観られなくなった。しかも今期好きな作品がとにかく少ないので余計につらい。もう1クールごとに総括とかできないかもしれない。
シン・ゴジラを観た。なるほどこれは絶賛されるわという感じである。極限まで無駄を削ぎ落とした物語の強度たるや、凡百の日本産映画が束になってかかっても太刀打ちできないだろう。単純なシナリオゆえにどこまでも深読みできるし、そのあたりが批評家にもウケている理由かと。あと多くの観客が賞賛していた市川実日子も良かったが、個人的には高橋一生が群を抜いて素晴らしかった。
劇場版名探偵コナン 純黒の悪夢
やあ、地獄から舞い戻ってきたぞ。
なんといっても赴任先がど田舎中のど田舎なので(基本給の他に「僻地手当」という金が貰えるくらいしか利点がない場所です)、買い物も満足にできないのはもちろん、ネットを開通させるのにも1ヶ月以上かかるということで、再就職してからしばらくは健康で文化的な最低限度の生活を満足に送れていない状況だったのだけど、公務員にクラスチェンジしたおかげで年休を取るのが前職より容易になったので、意気揚々とゴールデンウィークを9連休にすることに成功した。給料も前職より上がっているのでよっしゃ遊び回るぞと張り切ったはいいものの、いざ連休に突入すると両脚が筋肉痛に襲われ序盤3日間は実家の布団に埋もれて過ごすこととなった(その後は多くの社会の歯車たちと同様に真っ当な連休ライフを送っている)。
というわけで(?)今回はゴールデンウィーク中に観た『名探偵コナン 純黒の悪夢』についてのお話です。ゴールデンウィークに映画を観るのは久し振りのことだったのだが、人のあまりの多さに吐き気を堪えるのが大変だったし心が何回も折れかけた。何なんだあの人の多さは。作品を巨大なスクリーンで観られるという映画唯一のメリット、「人が多い」「料金が高い」「音の調整が出来ない」「前後左右の席のやつがうるさいと地獄」というデメリットに完全に負けてるぞ。どうなっているんだ。やはり自宅にホームシアターの設備を導入するしかないのか…
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近況
転職決定しました。4月1日より新天地で社会の歯車になります。
R-1ぐらんぷり
サンドウィッチマンが優勝した時くらい、いやそれ以上の喜びだった。『人志松本の〇〇な話』で初めて見てから約7年、ずっと応援してきたハリウッドザコシショウがついに、その圧倒的なパワーで優勝を果たした。笑い過ぎて泣く、という体験はR-1を視聴していて初めてのことだったし、結果(優勝)が嬉しすぎて泣いたのも初めてだった。今までは「これだけ面白い芸人が売れないなら芸能界なんてクソだ」と思ってたけど、時代がハリウッドザコシショウに追い付いていないだけだった。そして今ようやく時代がハリウッドザコシショウに追い付いたのだ。
さて、M-1もキングオブコントも分かりやすいネタが優勝みたいなつまらん流れだった中で、R-1はハリウッドザコシショウ優勝。この意味が分かりますか皆さん。「似てて面白い」というモノマネの時代は終わって、これからは「似てないから面白い」というモノマネの時代がやってくるんですよ。かつてコロッケが一斉を風靡した時のように。これを牽引するのがハリウッドザコシショウなんです。
たぶん、完璧なモノマネを披露する芸人のことを面白いと思う人はハリウッドザコシショウのことを面白いと思えないのだろう。しかし、そんな「モノマネが似てる=面白い」という図式に飽きた、いやそもそも「似ているから何なんだ、本人呼べばいいだろ馬鹿かよ」と思っている人間にとってハリウッドザコシショウは既存の概念やルールをぶち破るお笑い界の救世主なのだ。「モノマネ」って言ってるのに1ミリたりとも似ていない、そもそも何を言っているのかすらわからない、というネタ。こんな異常なものを「芸」として成立させてしまう圧倒的なパワー、スキル、そして天性の才能。ネタもトークスキルも学生レベルの芸人が蔓延する今の時代だからこそ、ハリウッドザコシショウのような本物の芸人が必要だ。
細かな部分の共感による笑いとか稚拙さを逆手に取った笑いとか、そういうのはもういいんですよ。それは中川家や出川哲朗といった歴戦の強者がとっくに通ってきた道で、芸歴5年10年程度の芸人がそれをやったところで彼らに敵うわけがないんです。ハリウッドザコシショウの笑いは明らかに新しい。源流は前述したようにコロッケの「デフォルメしすぎたモノマネ」なんだろうけど、その原型すらもはや残っていない。「ヤバいサラリーマン」なんてその典型だ。まずおれたちはそんなサラリーマンを見たことがない。見たことがないのに「ああヤバいな」と思ってしまう。説得力が桁違い。何ひとつリアルさがないのに、おれたちはそれらをリアルなものとして受け取り、納得し、笑わされてしまう。リアルじゃないものをリアルに見せられる、これだけで本来は飯を食っていける素晴らしい才能なのだ。それはお笑いに限らず、フィクションの代表選手である映画やドラマやアニメや小説だってそうだ。
あんまりグダグダ言っても仕方ないので、とにかく全人類はハリウッドザコシショウのネタを一度は見るべきだ。そして本物の「芸」を感じろ。
最近の本
『有頂天家族 二代目の帰朝』を読んだ。前作よりパワーダウンしてる感はあるけど、まあ三部作のうちの二作目(つなぎ)なので仕方ない。それよりその翌日に読んだ原田マハの『翔ぶ少女』が良かったのでいよいよ『ロマンシェ』読むしかねえなという気持ちが高まってる(まだ読んでいない)。
しかし何だかんだで森見登美彦作品で一番好きなのは『ペンギン・ハイウェイ』なので、有頂天家族の最終作はこれを超えるものになることを願っている。
最近のアニメ
魔法つかいプリキュアの使う魔法、ほぼ全部物理攻撃だった。
最近の音楽
珍しく2月に傑作が出てこなかった。3月も低調気味。今のところ今年は不作っぽいのだけど春のfhanaに期待するしかない(大名曲「ホシノカケラ」がようやく収録されるとのこと)。あとLACCO TOWERのメジャー2枚目のアルバムとか、ボタニカルハウスから出る菅谷協太の新作とか早見沙織デビュー盤とか(1st,2ndシングルともにカップリング曲のほうが最高という珍現象が起こっているので逆に期待)、あと何と言っても今年ついにアニメタイアップ(『うしおととら』ED)を獲得してようやく陽の目を浴びることとなったLUNKHEADのシングルが一番楽しみですね。ラッコもランクもそのうちアニメタイアップされる、と言っていたおれの主張が正しかったことが2016年になって漸く証明された。
海外も同様にいまいちピンとくるものが出てこない。いや良いのはあるんだけど、去年のナタリー・プラスや一昨年のリアル・エステイトに比べればまだ全然足りない。今後リリースされるもので期待できるのはVampire WeekendとかWeezerの新作か。まあ現状は様子見です。
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それより何より「フリースタイルダンジョン」ですよ。これがもう死ぬほど面白い。正直アニメ見るよりフリースタイルダンジョン見るほうが楽しいです。2016年の今、これを見ないようでは社会でやっていけません。
しかしつい3ヶ月ほど前に「ヒップホップの良さがいまいち分からん」と言っていたおれが今や日本語ラップにどっぷりハマっているの、自分でも笑えてくる。フリースタイルダンジョンに出場したチャレンジャーやモンスターたちの作品を買いまくって聴き漁るという日々を過ごしているのだけど、やっぱ録音物というものはどうしても緊張感とか伝わりにくいし、おれはそもそも即興性の高いラップに惹かれたフシがあるので、まだ完全にはハマれていないという感じだ。録音物の魅力が分かるように日々邁進しています。ちなみに英語の書き取り読み取りは人並み以上に出来る(はず)けど、話す/聞くということがほとんど出来ないので未だに海外のヒップホップ作品は苦手(ただNasの「No Introduction」はめっちゃ名曲)です。
フリースタイルダンジョンはもちろんチャレンジャーとモンスターの熱いフリースタイルバトルがすげえ面白いのだけど、最初は探り探りだったモンスターたちが徐々に打ち解けていく様子とか、ゲストライブとか、般若のしょうもない小芝居とか、モンスターたちの日常紹介VTRなんかも見ていて面白い。とにかくまるごと面白い最高のコンテンツなのです。もう一度言いますがこれを2016年の今見ないようでは社会ではやっていけません。とりあえずDOTAMA VS ACE、焚巻 VS 般若、CHICO CARLITO VS R指定 あたりがベストバウトなので見てみましょう。公式Youtubeアカウントで全話配信されています。
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さて、3月はなぜか楽しい予定が頭からケツまでぎっちり詰まってるのでこれが最後の青春だと思って駆け抜けます。今までありがとうございました。それでは。
2015年ベストアルバム
続きましてベストアルバムです。これを書き上げる頃には魂のステージがひとつ上がっていることと思います。
続きを読む2015年ベストトラック
年ベス遅くなりました。年末に無駄に長い秋アニメまとめ書いていたけど本当はこれがやりたかったんだぞ!!!おれは!!!!!
というわけでいつものあれです。何故こんなに遅れたかというと「年末に力を使い果たしたため」と「『音楽だいすきと見せかけて自意識発露したいだけのクラブ』の集計作業に巻き込まれたくなかった」という2つの理由がありました。上記サイトと「地◯室TIMES」という二大音楽糞サイトの執筆者とそれをありがたがって読む連中が纏めて滅びることを今日も願って生きています。
あと各作品へのコメントとか書く気力がありませんでした。もはや死しかない。ちなみに、本当なら今年はベスト35程度になる予定だったのですが、Apple Musicの襲来により母数が例年に比べ100近く増えたので、それに伴ってベスト選出枠を邦洋共に増やした結果、ベストトラックもベストアルバムも選出数が50になりました。同時に死が襲ってきました。
まずはベストトラックから片付けていきます。あとご存知の通り動画を埋め込むと精神が破壊されてしまう人間なのでリンクだけ貼りました。ご了承ください。
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