ささみさん@がんばらない 第二話 「自宅警備員」

  • お兄ちゃんが願ったことが現実になるというその設定が完全にハルヒと被っているので、どこで差をつけるかという問題が出てくるんだけど正直言って「部活を作っていない」「主人公がアッパーじゃない」というところ以外ほとんど劣化版的な印象。「ただの人間には興味ありません」とか言わせちゃう時点で制作側もそれを自覚しているようだ。
  • 絵作りは基本的に化物語の作風を踏襲していて、その中に電波女と青春男のような作画の丁寧さを混ぜているような感じ。だからシャフトアニメとしては実に理想的なんだけど肝心のストーリーが脆すぎる。軸がまるで見えてこないのでやってることが非常に薄っぺらく感じてしまう。
  • ゲームという仮想空間の中に意識が閉じ込められるというのはよくある展開なわけで、そこから一捻りしてくれないとあんまり惹き込まれない。
  • 物凄く気になったのはこれをどのようにして文章だけで表現しているのかということ。つまり原作がどんなことになってるのかという話。ただラノベ原作は一通り見終わった後に読みたいというアレがあってですね。
  • ED、大塚芳忠氏の一番みっともない使い方で泣いた。