革命機ヴァルヴレイヴ 第4話 「人質はヴァルヴレイヴ」

  • みんなこのアニメをギャグとか話がおかしいとか言ってるけどおれは真面目にこのアニメを気に入っているので複雑な気分です。今期3つのロボアニメの中で一番楽しんでいるんだぜ。
  • 確かに真面目にやってることがかなりギャグとして昇華されやすいような話の構造なんだけど(今回の突然の校歌斉唱とかエルエルフのピースサインとか自身をモーゼと呼ぶ議員のセンスとかまさにそれ)、それを真面目にやることによって事態の異常さを浮かび上がらせている。
  • ハルトではなくショーコが危機の打開策を生み出したことでヒロインという立場から抜け出しもう一人の主人公としての存在感が現れてきた。ハルトがエルエルフと安易に契約せずにショーコの知恵によって独立した自治性を獲得出来たので物語の自由度が増した。アルスにもドルシアにも干渉されない生徒達だけの独立国というのは現実可能性の低い夢物語っぽいけど面白くはなりそう。
  • ハルトの吸血能力は直接肌に触れなければならないというデメリットがわかったけど、そんなことよりショーコがジオール総理大臣の娘という超重要な設定をあえて隠していたその計算高さの方に感心してしまった。まあ演説に説得力を持たせるための後付け感はあるけど、それを差し引いても演出含めあのシーンは素晴らしい。