2013年春アニメ

よんでますよ、アザゼルさん。Z 第12話 「あくま」

「あくま」というタイトルに相応しい悪魔のような話。インキュバスが意図してアザゼルさんの仕事を奪っているのか単純にいい奴なのかという部分で揺れる話の構成が上手かった。 結果的に仕事も恋人も母親も奪われたアザゼルさんだけども、芥辺さんの追い打ち…

波打際のむろみさん 第12話 「色んな愛の形とむろみさん」

今回は真面目に生理的に無理でした。 中野英明の演出がマイナスの方向に働く事例を初めて見たかもしれない。何でもかんでも出崎統演出を当てはめればいいというもんでもない。

とある科学の超電磁砲S #11 「自動販売機」

前回が演出の力が発揮された回ならば今回は脚本とコンテの力が発揮された回と言える。冒頭からラストまでの流れが鮮やかでアニメオリジナル要素も無理なく組み込まれている。今までのシリアスな空気を過度に助長させることもなく、上条さん、美琴、御坂妹、…

革命機ヴァルヴレイヴ 第11話 「軍事法廷第54号」

内閣とか組み始めてうわーこれは痛いなーと額に手を当て呻いていたんだけど、今更そんなこと言ってもどうにもならないので止めた。最初の頃の純粋な狂気は消え去り残ったのは飯事のような国内統治とキャラクタの脈略のない絡み、前回ラストの超展開は意外性…

ちはやふる2 第二十四首 「かくとだに」

次回で最終回という事実が未だに信じられないんだけど、今回作画の異常なまでの力の入れ具合を見て「ああ、最後の力を振り絞ってるんだな」と腑に落ちてしまった。感動的な盛り上がりが少ない分、圧倒的演出と美麗な作画、原作のコマ割りを意識したうえで計…

うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVE2000% Op.12 「HE★VENS GATE」

ともちゃんが出て来たので自動的に面白さは1.5倍増し以下略。しかし今回のキモはラストにある。前半作画珍しく死んでる(顔アップ以外ほとんど死んでる)じゃんどうしたんだよーと思ってたら最後でまさかのどんでん返しである。恐らく持てる力の全てを先にラス…

はたらく魔王さま! 第12話 「魔王、己の職責を果たす」

まさかまだ初回と同レベルの力を残しているとは思わなかった。しかもギャグ回ではなく真面目な戦闘においてその力が発揮されるとは思わなかった。色々と予想外の事態が積み重なってきていて現状把握に時間が掛かったんだけどやっぱりこれは傑作の部類だろう…

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 第12話 「それでも彼と彼女と彼女の青春はまちがい続ける。」

これで文化祭編終了、次回は番外編ということで今回が実質的な最終回だと考えていいだろう。前回まででかなりとっ散らかった話を上手く纏めたなという印象。表舞台で頑張る雪乃や結衣と裏舞台で頑張る八幡との対比が鮮やかだった。表舞台から転落した人間で…

フォトカノ 第12話 「フォトグラフメモリー」

内容からして完全に最終回だと思ったんだけどあと1話残っているらしい。このまま綺麗に終わってもいいんじゃないのとは思ったけど、このアニメは元々根本が汚れているので綺麗に終わるということ自体が不釣り合いというジレンマがある。 最初に深角友恵とい…

断裁分離のクライムエッジ Cut 12 「禁じられた遊び」

何のためらいも無く幼女を盗撮したり幼女がせっかく墓に供えた花を足で踏み躙る切くん流石すぎる。そこらの主人公じゃ出来ないことを平然とやってのけるそこに云々。 戦闘BGMは涙が溢れるくらい格好悪いけど画面がモノクロになる演出がなかったのでまだ何と…

ゆゆ式 第11話 「こーゆー時間」

個人的問題としてもはや死ぬ以外の解決法が見当たらない地獄のような案件を抱えていた時に見たせいか、泣く一歩手前くらいのエモーショナルな感情の昂りを喚起させるような話だった。アニメゆゆ式は高度な映像表現と浄化能力の高さを併せ持つので基本的にい…

あいうら 第11話 「雨」

OP映像めっちゃ好きなんだけどこれ特典DVDとかでCDに付属してるのかなーと思ったらOP曲のCDに特典ついてて「これや!!!!!」と思って買ったらまさかの実写PVで心が完全に折れた話はともかく次回最終話というのがひたすら寂しい。 リコランとかちとせとか長々や…

ハヤテのごとく! Cuties 第10話 「マリア」

ヒナギクがイチローならマリアはゴジラかなーとぼんやり考えている。今回はそのマリアの過去と現在をクロスオーバーさせてキャラクタ本人の個性を浮かび上がらせる。しかし過去回想が今までやってきた現在の時間軸の話より面白いというのは相当イカれてると…

翠星のガルガンティア 11 「恐怖の覇王」

クーゲル中佐は圧倒的な軍事力とか色々使って島の人間を半洗脳状態にして思いのままに操ってると思ったら洗脳まではしてないようなのでそこまでの悪人ではないらしい。まあそうしたら人間の尊厳という問題が生じてそれがヒディアーズの問題と被ってしまうか…

這いよれ!ニャル子さんW 第10話 「ユゴス・アタック!」

前半部は「いつも躁状態みたいなニャル子さんの体調と精神がギリギリまで下がったら」というシチュエーションにおける話なので内容的に面白いか否かというのがそもそもの問題だったんだけど、今までの話の積み重ねで真尋に対するクー子の好感度をマックスま…

進撃の巨人 #11 「偶像 -トロスト区攻防戦(7)-」

最近は戦闘やってない時でも演出を凝ってきたので今までよりも圧倒的に見やすかった。ピクシズ司令が壁の上で作戦を説いているシーンとか良かった。 「止め絵を効果的に使う」ということをようやくやってきたので作画に関しては大体の問題点を克服したように…

惡の華 第十一回

残り数話で中学生編終わらせられるのかという問題のみが懸念事項だったんだけど、これはもしかしたら原作のシナリオを変えてくるか大幅にカットしてくるかもしれないという推考が今回で現実に近付いた。とにかくひとつの動作にかなりの時間を使っていて、そ…

俺の妹がこんなに可愛いわけがない。 第11話 「一人暮らしの兄貴の部屋に妹たちが押しかけるわけがない」

京介が一人暮らしする展開、原作でもかなり強引だと思ってたけど現実に母親にあんなこと言われたら心折れるよなーと考え始めて、まあこのくらいは目を瞑ろうかという結論に達した。というか現実に妹がいる男とそうでない男とのあいだに現実認識の差があり過…

変態王子と笑わない猫。 第10話 「一番長いということ」

別れの兆しを示す手段としてのエアメール描写が最近やけに多いけど発祥はどこなんだろう。ある人物が海外へ行くことになる際の発端はエアメール以外でもいくらでも表現できると思うんだけど(俺妹はその点わりと秀逸だった)。 副部長がけっこう出番あるの原作…

よんでますよ、アザゼルさん。Z 第11話 「あっちゃんの現実」

ロリじゃない釘宮の方が良いんじゃねえのと最近真剣に思うのでたぶん死亡フラグ。アザゼルさんにおける釘宮は銀魂で鍛えられた能力を遺憾無く発揮していて生き生きとしてる。 アザゼルさんがDVに悩んでるくだりとかアザゼルさんの回想の中における佐隈さんの…

波打際のむろみさん 第11話 「ツンとむろみさん」

待望の乙姫回だったので意識を最大限に高めていたらアバンで謎のコンビニ店員が出てきたので精神が崩壊した。 しかしCパートでリヴァイアサン行きつけのコンビニで店員が働いてたのであー伏線だったんだなーと気付いた。しかし伏線張るほどのことでもないの…

とある科学の超電磁砲S #10 「原子崩し」

ほとんど満点に近い戦闘シーンを見せてくれた前回と比べると若干下がるけどそれでも文句無い出来だった。予めハードル下げてたのもあるだろうけど遠距離攻撃と近距離攻撃の演出の使い分けとか上手かった。 実際のところ1回目の視聴時には戦闘なんてどうでも…

デート・ア・ライブ 第十一話 「カウントダウン」

何気にここまで目立ったミスがないというか、卒無くストーリーを消化してきた手堅さのある作品なので問題は最終回で手堅さの領域を突き破ってその上の段階まで到達できるかという点にある。狂三・義妹・折紙の抱える問題全てが残り話数で解決できるとは思っ…

革命機ヴァルヴレイヴ 第10話 「恋の選挙公約」

最近は徐々に狂気成分が薄れて普通のアニメになってきていることに嬉しさ半分悲しさ半分で、結局のところこのアニメはどういう場所に着地すれば良かったのか自分でも明確な解答を出せずにいたので今回のキチガイじみたシナリオは良かった。 ここにきてまだ学…

うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVE2000% Op.11 「夢追い人へのSymphony」

トキヤ回はとにかく常に雨が降ってる気がするんだけどそれは物語が一番シリアスな方向に傾いているからなのかトキヤが雨男なのか。 りんごちゃん先生が最近♂の声になってきてるのは中村が同時期に俺妹の収録をしているからだと信じたい。そう考えるとイクシ…

百花繚乱サムライブライド 第拾壱話 「対決の刻」

物凄い断末魔を上げて倒れた奴が皆が駆け寄ってきた瞬間めっちゃ素早く上体を起こすのギャグとしか思えないので動画班なんとかしてくれ。 鎮護石の問題とか武蔵と十兵衛との決闘とかラスボス(怨霊)との戦いとか全部一度に片付けようとしてるので情報量がかな…

フォトカノ 第11話 「学園のお嫁さん」

やっぱりストーリーはアレなんだけどキャラクタの基礎能力は高いので差し引き3くらいで満足してしまう。まあ今回はタイトルからして内容関係ないじゃんと突っ込まれそうだけど柚ノ木さん室戸先輩に次ぐ良キャラなので仕方ない。 季節の移り変わりが早いので…

はたらく魔王さま! 第11話 「勇者、己の信念を貫く」

冒頭が鈴乃によるエンテイスラの回想だったので今回から最終回までは真面目な路線になるのかと思ったら程良く日常やギャグを織り交ぜてきててバランスが取れていた。特に参謀である芦屋がずっと体調不良でダウンしてるのがギャグにもなり魔王の戦力低下にも…

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 第11話 「そして、それぞれの舞台の幕が上がり、祭りは最高にフェスティバっている。」

いっそ戸塚が女性だったらどんなに楽だっただろうと考えさせられるアバンとの落差がある本編の内容が凄い。基本的に能動的ではない八幡が林間学校をきっかけに自らの意志を大勢の人間に向けてそのまま発信するようになった。もはや完全に初期のぼっち設定は…

断裁分離のクライムエッジ Cut 11 「レッド・ライジング」

演出が泣き崩れるくらいダサいうえにコンテも中学生の漫画のコマ割りレベルだしストーリーも混沌としてきたのでもう全くもって視聴継続する理由がないんだけど残り2話ならまあ最後まで見てやるかという感じですね。あと祝ちゃんがいるし。 幼女にまでヘタレ…