2013-08-01から1ヶ月間の記事一覧

とある科学の超電磁砲S #18 「お引越し」

アイテムの面々がまた出てきたことに感動を覚えつつ、その出番の短さにあーやっぱそういう扱いなのかという諦念が襲う。結局光は光、影は影という王道の物語の呪縛からは逃れられず、影は美琴の中の妹達への感情と代替して処理してしまったが故に単体でアイ…

恋愛ラボ #07 「いざ倉橋家!」

桂木桂馬がギャルゲをプレイするだけで落とし神になったのだから、理論的に恋愛研究を進める上で最も合理的なのはひたすらギャルゲ(主人公が女性なので乙女ゲーも可能)をプレイすること、という結論に到達するけどひたすら机上の空論と実地訓練で研究を進め…

ガッチャマン クラウズ #6 「Originality」

はじめの正体がガッチャマンだとバレることにより起きる弊害とは何なんだろう、そもそもガッチャマンが秘密主義に拘ってるのはどういう理由があるんだろうという疑問を(パンダの回答以外で)解消する話だと思ったら身バレしたはじめと塁がもう一度対面すると…

Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ 6話 「空白 夜の終り」

猫耳と尻尾が生えるだけで魔法少女を名乗れる世知辛い設定は少子高齢化の現状を鑑みた結果なのかと思うと遣る瀬無くなる。女の子は誰だって魔法少女になれるという夢や幻想はいつから瓦解してしまったのだろう。 イリヤがメインの話なのに凛とルヴィアが言い…

戦姫絶唱シンフォギアG EPISODE 7 「君でいられなくなるキミに」

何やってもどんな展開を迎えても許されるような環境を作り上げたのはかなり有利に働いている。ジャニーズや血Cのパロディ(血Cに至っては演者が同じパロディ)とか1期で定めたはずの絶唱の設定との齟齬とか、「まあシンフォギアだし(仕方ない)」で済ませられる…

特例措置団体ステラ女学院高等科C3部 Game 7 「凶弾ニ同志ハ斃れヌ。」

だいたいにおいて主人公が悪いんだけどそのことに関して主人公が完全に無自覚なのがさすがにやばい。今までの成長の描写は本当に何だったのかというくらいの適当さ。しかも「先輩に怪我を負わせた責任があるから部活やめます」と言ってるし、結局途中で逃げ…

銀の匙 第六話 「八軒、御影家に行く」

漫画だと淡白に感じられた話がアニメだと奥深く見えてくるのは昔から体験してることなんだけど、その都度演出とか音楽とかの影響の大きさを感じられる。演出のせいで死んでいった数々のアニメの屍を乗り越えて我々は生きているのだ。 命を食らう問題について…

ローゼンメイデン TALE 7 「存在した時間」

ジュンの明確な成長の証が今のところ「紅茶を淹れる技術の上達」と「異性とのコミュニケーション能力」くらいしかない。しかもそれはどちらも真紅と接することにより磨かれたものだ。 ポッキー振り回す水銀燈を見て党員が今尚勢力を維持している理由が何と無…

たまゆら〜もあぐれっしぶ〜 第7話 「ついに、みんなで来たよ!なので」

嘗て可謬主義を唱えたチャールズ・パースは経験の積み重ねによって知識は修正されることから知識の絶対性を否定したわけだが、たまゆらにもそうした息吹を感じ取れるのはこのアニメが「記憶にない過去を辿る」という「これから経験すること」にスポットを当…

Free! 6Fr 「衝撃のノーブリージング!」

やや演出過剰だったけど水の表現や独特のレイアウトが効いててアニメーションとしては相変わらず今期トップクラス。悲しいことに内海の「男の肉体を見せつけたい」という欲望とアニメーターの「人間の体の動き方や水の表現を極限まで磨きたい」という思惑が…

BROTHERS CONFLICT 第七衝突 「限界」

近くのスーパー行くみたいなノリで「よっしゃ海外行こうぜ」って言えるだけの余裕と財産があるのは羨ましい。さすが12人兄弟のほとんどが何らかの分野に秀でた天才なだけのことはある。 風斗くん人間的にはクズの部類なのでこれミステリだったら真っ先に殺さ…

きんいろモザイク Episode 6 「金のアリス、金のカレン」

これもゆゆ式と同じ系統で(ゆゆ式本体もちょうどこのアニメに出てきた)、キャラクタの可愛さというのは本来視聴者に向けてアピールされるものなのだけど、アバンでわかるようにそれぞれの持つ可愛さというものを視聴者ではなく他のキャラクタに向けてアピー…

ハイスクールD×D NEW 6話 「行け!オカルト研究部!」

半分冗談みたいな戦闘でこれほど盛り上がるとは思わなかった。明らかに1期の時より予算や作画枚数が増えてるので戦闘における緩急や迫力の度合いが上回っている。今までの神父との戦闘で本気出して無かったのは今回のためだとよくわかる。 主人公の戦闘理念…

神のみぞ知るセカイ 女神篇 FLAG 6.0 「私について。」

栞回だけはなぜか異様に内容が充実していることでお馴染みですが今回もその例に漏れず1話あたりの密度が濃かった。これたぶん無口な栞が脳内で思っていることをモノローグとして処理しているからで、本編ではほとんど隙間無く言葉が紡がれているからだろう。…

犬とハサミは使いよう 第七話 「犬も鳴かずば撃たれまい」

犬は本のページを捲れるのかわりと疑問なのだけどこの世界で出来るならそれは出来るということで納得するしかない。まあ初期設定の時点で現実離れしてるので犬だけど五指動かせてもいいんじゃないですか。 やよいちゃんを見てると1年前の忌まわしきおいたん…

私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い! 喪6 「モテないし、花火に行く」

ノーコメント。

有頂天家族 第六話 「紅葉狩り」

弁天の女学生時代の頃の姿が想像とまるで違ったことを除けば概ね頭に思い描いていた通りに映像が紡がれていた。真夜中の屋上における光の演出なんかは特筆して素晴らしかった。 食べるということについての淀川教授の見解は銀の匙と重なり合う部分がある。命…

進撃の巨人 #18 「巨大樹の森 ―第57回壁外調査 (2)―」

アニメは原作の荒い絵がブラッシュアップされてめっちゃ綺麗になってるというのが最大の功績でもあり功罪でもある。原作では絵とコマ割りによってぼかされていた人間の死というものがアニメではリアルな質感でもって提示される。 さすがに前回よりは動いてな…

げんしけん 二代目 6話 「因果地平の彼方でモエを叫ぶ」

オタクの駄目な部分が凝縮された1期2期とは違って、オタクという趣味(?)嗜好がメジャーかつオープンでも許容されるようになった現在の情勢を汲み取って作られた2代目はひたすら開放感があって風通しはいいんだけど、心に突き刺さる毒もなくなって「げんしけ…

幻影ヲ駆ケル太陽 episodio Ⅵ 「星とともの果てに」

一人一人掘り下げるのはいいけどその構成によって毎度毎度心にどす黒い闇が溜まっていくのは作り手側の思惑と相反してる気がする。『トラウマイスタ』的にカルマ背負わせていく方向性ならまだわかるんだが。 いつになったらカタルシスを得られるのかわからず…

Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ 5話 「選択肢は2つ…?」

味方になると心細いのに敵に回るとめちゃくちゃ強くなることでお馴染みのセイバーさんがこの段階で現れたということはこのアニメ意外と短期決戦仕掛ける気なのかもしれない。そういえば全10話くらいしかないんだったか。 このアニメ、毎回命かかってる戦いを…

ロウきゅーぶ!SS The 6th game 「葵は勝つ?」

OP終了後の映像が狂気に満ちている。お前らはいったい何と戦っているんだ。 商店街の福引によってペア京都温泉旅行券獲得というベタ過ぎて胸焼けするくらいの導入を経て葵が悶々としているのを見させられ、あれこれって久し振りに幼馴染みのターンなのか…?…

戦姫絶唱シンフォギアG EPISODE 6 「奇跡──それは残酷な軌跡」

主人公の体の一部が欠損するのはよくあることだしこのアニメは泣く子も黙るシンフォギアなので「まあ何かしらの都合の良い力が働いて助かるんだろ」と穿った見方をしてしまうのは仕方ない。予想通り開始10分で左腕治ったし。 ラスボスかと思われた博士や聖遺…

ガッチャマン クラウズ #5 「Collaboration」

はじめたちのガッチャマンの存在意義に関するダイアローグと、塁とNo.26とのクラウズの力の行使に関するダイアローグが互いに全く干渉してないのに内容自体は繋がりあってて、一昨年見たCでも似たような事例があったなと思い出した。 トンネル崩落はGALAXの…

恋愛ラボ #06 「最低伝説リコ」

ようやくまともに男が出てきて話が縦に広がってきた。今まで机上の空論として恋愛について試行錯誤してたけど、ついに学校の外に出て実践に移すことで本格的に恋愛ラボとして動き出した。 やっぱこれ太田雅彦は直近だと琴浦さんの感覚で恋愛描写させてる気が…

ダンガンロンパ The Animation #06 「新世紀銀河伝説再び! 装甲勇者よ大地に立て! (非)日常編」

相変わらず事件の導入編だけ見てると面白そうに思える。本当に謎解きと演出だけしっかり練ってくれればいい線いくと思んだけど勿体無いな。 学校の3階が新たに使用可能になったとかそういう進み方はゲーム的な要素だけどこれは許容できる。進め方自体は間違…

ダンガンロンパ The Animation #06 「新世紀銀河伝説再び! 装甲勇者よ大地に立て! (非)日常編」

相変わらず事件の導入編だけ見てると面白そうに思える。本当に謎解きと演出だけしっかり練ってくれればいい線いくと思んだけど勿体無いな。 学校の3階が新たに使用可能になったとかそういう進み方はゲーム的な要素だけどこれは許容できる。進め方自体は間違…

特例措置団体ステラ女学院高等科C3部 Game 6 「 「ヌレヌレ作戦」発動セリ。」

真面目な話いつになったら直球の面白さを獲得するんだろう。いや別に変化球的な面白さを否定してるわけではなくて(「わけわからんけど面白い」という作品だってこの世にたくさんある)、このアニメは「ストレートにサバゲーやってストレートに日常の緩さを追…

銀の匙 第五話 「八軒、脱走する」

ピザ回の完成度がめちゃくちゃ高かったのでそれと比較してしまうとやっぱ見劣りしてしまう。決して面白くないわけじゃないんだけど、前回のような起承転結整っていながら勢いのある話のあとに「勢いだけで突っ走る話」を見ると「足りない…何かが足りない…」…

ローゼンメイデン TALE 6 「下弦の月まで」

大学に関してはある程度のコネクションを作っておけばそこそこ休んでも単位取得できるけどジュンの場合完全に孤立してるから一応大学の講義は一通り出ておくべきなのでは。 店長からジュンへの物言いはクソだけどだいたい当たってるので両方とも駄目人間とい…