2014年春アニメ

2014年アニメ総括

あけましたね。全くおめでたくないです。誰かが現金でおれに1億円ほどくれれば「あけましておめでとう!!!」と言うので「あけましておめでとう!!!」と言ってほしいという奇特な方がいましたら連絡をください。 新年一発目は2015年冬アニメ期待度にでも…

2014年春アニメ総括

暴れん坊力士松太郎が1クールだと勘違いして終了の時を待ってたせいで遅くなりました。結局松太郎は何クールなんだよ。1話から今まで毎回面白い奇跡のアニメなんだけど放送時間が日曜の朝早すぎるせいで周りで見ている人間がほとんどいない。 それはともかく…

ラブライブ! 第2期

1期が名作だったので2期が始まるまでは絶大な不安があったのだが、全くもって杞憂だった。まさか1期に比肩するレベルの名作になろうとは思いもしなかった。1期の反省点を生かし、1期で出来なかったことをやる。まさしく理想的な続編だ。全ての続編はこうあっ…

それでも世界は美しい

近年の少女漫画原作のアニメの中でも屈指の出来映え。これは文句無しの名作だろう。少女漫画自体には凄まじくハズレが多いが、少女漫画原作アニメはなぜか凄まじくアタリが多い法則は未だに健在だった。まあ今後アニメ化する弾が無くなって来た時に少女漫画…

ご注文はうさぎですか?

こころぴょんぴょんまち!✧ヾ(❀╹◡╹)ノ゙考えるふりして(*≧o≦)b❤もうちょっと♡近づいちゃえ!☆♡ヾ(*'∀`*)ノ♡簡単には教えない(/≧∇)/\(∇≦\)/♪♡こんなに好きなことは✧:.゚٩(๑>◡<๑)۶:.。♡内緒なの~!((ヾ(๑ゝω・)ノ♡ やはり現代において最も有効な精神療法はこの…

健全ロボダイミダラー

今期最大のダークホース。完全にノーマークだった。放送前から凡百の紳士アニメと同じ括りのアニメだと決め付け舐めてかかってた自分の愚かさを恥じ入るばかりだ。蓋を開ければシナリオは良く練られているし、キャラクタは途轍もない個性に満ち溢れているし…

一週間フレンズ。

仮に自分が一週間ごとに友人とそれに関連した一切の記憶が無くなるという状態に陥ってしまった場合、まったくもって正気でいられる自信がないが、この作品の主役である藤宮香織という女子高生はそんな状態のまま今日まで生きていて、人間どうしようもない状…

僕らはみんな河合荘

最初に言っておくが原作は本当に良いので是非とも読んでみてもらいたい。アニメは残念ながらキャラデザと色彩設定を見た時点で抱いていた漠然とした不安が具現化してしまった。シナリオに関してはオリジナル要素のない完全な原作準拠なので文句は無いが、肝…

ピンポン

スポーツを題材にした漫画やアニメは余程のことがない限り一定の支持を受けることができる。キャラクタの動きという漫画アニメにおいて最も重要な部分がダイレクトに伝えられるうえ、勝敗などに紐付いた人間ドラマも自在に展開できるからだ。メジャーなスポ…

メカクシティアクターズ 第1話 「人造エネミー」

放送前から既に賛否両論巻き起こるという非常に珍しい盛り上がり方をしていた作品。蓋を開けてみるともう完全にシャフトのために用意されたような筋運びで、これは面白い面白くない以前にアニメとして成立しているのかという問題が浮かび上がってきた。とに…

ラブライブ! 第2期 #1 「もう一度ラブライブ!」

やはりラブライブは強かった。1年という時を経てもシナリオの圧倒的な力強さと各キャラクタの魅力を最大限に見せつけるコンセプトは揺るがない。そのうえメンバー集めに時間を使っていた1期とは違って2期では最初からμ'sのメンバー全員が揃っている。これはR…

僕らはみんな河合荘 第1話 「たとえば」

恋愛と一口に言っても甘酸っぱさを思い浮かべる人やトラウマを植え付けられた人や時間の無駄だと一蹴する人など、人によってイメージが様々に存在するだろうし、結論から言えばそのどれもが正解でもあるし不正解でもある。形のないものに定義を施すのは結局…

ご注文はうさぎですか? 第1羽 「ひと目で、尋常でないもふもふだと見抜いたよ」

さあ皆さんお待たせしました。究極の安らぎの時間です。のんのんびよりが終わってから訪れた日常アニメの飢餓という絶望をこの作品はいとも簡単に打破してくれた。安息の地はこんなにもすぐ近くにあったのだ。開始1分の時点で押し寄せる圧倒的な癒しの風情。…

一週間フレンズ。 第1話 「友達のはじまり。」

記憶というものは良い意味でいい加減で、だからこそおれたち人間は今まで錯乱せずに生きてこられているわけだが、その記憶が何らかの原因で欠けたり正常に機能しなくなったとしたら、そりゃゴールデンタイムのタダバンリのような半狂乱の人間が出来上がって…

デート・ア・ライブII 第一話 「デイリー・ライフ」

1期とほぼ同じ方向性だった。ISが2期で失速したことを思うとこのアニメも不安で仕方無かったが、1期のおさらいをしつつ2期における指針を示したという点でこの1話は成功だろう。オーソドックスなネタを調理せずそのまま素材だけで提供されるとこんなにも安心…

シドニアの騎士 #01 「初陣」

3DCGのアニメだということを知らなかったのでちょっとした衝撃を受けた。あのカップヌードルのCM(宇多田ヒカルが主題歌やってたやつ)を想起させるような絵作りで懐かしさを覚えずにはいられなかった。最近の3DCGアニメといえば大ヒット作『蒼き鋼のアルペジ…

犬神さんと猫山さん 1st 「犬神さんと猫山さん」

テンポの早いショートアニメ。そろそろ『あいうら』のようなゆったりとしたテンポのショートアニメを見たいです。

ピンポン #1 「風の音がジャマをしている」

原作未読。およそ時代に逆行しているキャラデザやアニメーションでここまで普遍的なシナリオを真正面から見せつける技量は凄まじいの一言に尽きる。湯浅政明はやはり天才だった。芸術性と大衆性を両立させたアニメ史に残る名作『四畳半神話大系』を髣髴とさ…

龍ヶ嬢七々々の埋蔵金 第1話 「勘当されて島流し」

これノイタミナのカラーにあまり即してないと思うんだけどその判断は恐らく山本Pに委ねられてるので今後東のエデンみたいな超展開になってもおかしくない。始まる前に「もしかしたら夏雪ランデブーの系統に属するアニメなのでは...?」と考えたけどそれは間違…

エスカ&ロジーのアトリエ 第1話 「ようこそアトリエへ!」

最悪リックのパンを覚悟していたのだけど、どうやらあの悲劇が再び繰り返されることはないらしい。終始穏やか且つどこかファンタジックな空気を帯びて物語は進んでいく。こうした異世界における穏やかな雰囲気は名作ARIAを想起させるが、あれから10年近く経…

棺姫のチャイカ 第1話 「棺かつぐ少女」

最近また榊一郎の勢いが強くなっている。アウトブレイクカンパニーから半年挟んでまた彼の小説がアニメ化されたわけで、これでちょうど榊一郎は10本の作品がアニメになったということになる。しかしいまいちどれもパッとしない結果に終わっていて、ようやく…

ノーゲーム・ノーライフ 第1話 「素人(ビギナー)」

個人的には好感触だった。キャラクタや設定とか見てたら『問題児たちが異世界から来るそうですよ』を思い出して非常に不安だったが、あれよりは世界観が整頓されていて見やすかった。何より1話時点で主人公2人の個性が明確に打ち出されているところを評価す…

ソウルイーターノット! 01 「死武専、入学!」

『ソウルイーター』という作品を見たことがない(知識がない)おれのような人間にもやさしい作りだったので難なく視聴できた。主人公たちは女性同士のグループだが普通に男もいるしフリージングのような殺伐とした世界でもない。やや丸みを帯びた艶やかなキャ…

史上最強の弟子 ケンイチ 第1話 「新たなる刺客」

中学生の頃にサンデーで読んでいました。あの頃の思い出と懐かしさと涙が溢れてきて前が見えません。

魔法少女大戦 Episode 1 「宮城県 青葉鳴子の場合 第1幕」

ショートアニメだとは知らなかった。しかもこれ2クールあるっぽい。約4分なんだけど戦国コレクションを感じさせる雰囲気を漂わせていたり、微妙に作画が良かったり、ショートアニメにしては良く出来てる。まれにパロディを挟むのはテンポ悪くしてるので数減…

ブラック・ブレット #01 「最後の希望」

最近のラノベ原作アニメの酷さは目に余るものがあるのでさほど期待せず視聴することに決めていたためか、そこまで自分の中で落胆のようなものはなくて、ああこんなもんだろうな、というどちらかというと好感に近い手応えがあった。初っ端からハイスピードで…

ブレイクブレイド 第一話 「アン・ソーサラー(魔力無者)」

同時期にブレイドアンドソウルというアニメが放送されているのでおっさんのおれはたまに見分けられない時がある。それはともかく原作読んでないのでこれがどういうタイプの作品かもよく分かっていないのだが、1話にしてはいまいち掴みが良くないのは原作読ん…

彼女がフラグをおられたら 1話 「俺、この転校が終わったら、あの娘と結婚するんだ」

キャラデザにより中妹2期あるいはのうコメ2期を見ているような錯覚に陥った。途轍もないクソアニメ臭がするんだけど恐らく何も考えずに見られるアニメっぽいので大切に見守っていきたい。登場人物が基本的にアホだが嫌味ゼロなので(主人公が最初不幸酔いして…

極黒のブリュンヒルデ 第1話 「きみを待ちながら」

原作全て読んだ状態での視聴だったが、岡本倫の絵を生かした作画やキャスト陣の演技、シナリオの構成は原作の良さを殺すことなくアニメーションとして最大限の力を見せつけている。岡本倫はコマ割りを見ればわかるようにあまり行間を読ませる作家ではないの…

キャプテンアース 1話 「アースエンジン火蓋を切る Earthengine open fire」

やはりタクトを感じさせる作風。しかしタクトとは違ったどこか陰鬱とした雰囲気もわずかに感じさせる。あまり良くない状況に置かれていながら主人公が卑屈になることもなく、かといって根拠の無い自信に満ち溢れているわけでもない。タクトよりは取っ付きや…