7.5

DEVIL SURVIVOR 2 6TH DAY 「決別の金曜日」

演出が凄く良かった。今まではこんな立体感のある演出じゃなかったのに突然覚醒し出したので思考が追い付かなかった。新田維緒が死ぬか死なないかというただその一点に焦点を絞ったこともあり物語の見通しも良かった。 今までずっと戦っては誰か死に戦っては…

アイカツ! 第34話 「Hello☆スーパーアイドル」

みんなアイドルというものの認識を根本的に間違っている。 かえでちゃんさんもう人類じゃない。 アイドルは崖を登れないといけないみたいな決まりでもあるのか。 ぼーっと星を眺めるくらいには美月さんが暇してるということがよくわかるシーンなどを入れてく…

ゆゆ式 第9話 「まじゃりんこ」

映像に関しては前回より良かった。おれがゆゆ式に求めてるのは映像美ではなく映像の使い方そのものの創意工夫なのでこういう回を見ると「あー自分は今ゆゆ式を見てるんだなー」という納得に浸れる。ゆゆ式は何というかコンテや演出の実験場という感じだ。 ク…

翠星のガルガンティア 09 「深海の秘密」

ガルガンティア本島に残った側ではなく離れた側を描写したということはここから村田和也ではなく虚淵玄サイドの色が反映されると思っていいだろう。しかしクジライカにまつわるピニオンの過去話はガルガンティアを離脱する前にやっといてほしかった。それな…

ちはやふる2 第二十一首 「なこそながれて なほきこえけれ」

ちはやふるが凄いのは少年漫画の戦闘シーンのみを抜き取られたような緊迫感のある話がずっと続いていくことで、創作された物語において緊張と緩和は基本中の基本なんだけれどちはやふるに関してはその基本は完全に無視されている。1期の頃はまだ物語に起伏が…

フォトカノ 第9話 「恋の果たし状」

近年イロモノ役ばかりだった斎藤千和がまとも(?)なヒロインをやっているというのはレア度高い。だっつんという渾名は昔の友人を思い出すのでノスタルジックさがあるんだけどまあそれはどうでもいい。 今まで淡白な話が多かったのにののかルートは至極真っ当…

はたらく魔王さま! 第9話 「勇者、修羅場を経験する」

俺修羅より修羅場っぽいのが何とも皮肉なんだがここで言う修羅場ってのが男女関係ではなく単純な敵同士としての関係の拗れなので比較対象としては間違ってるのかもしれない(ただしちーちゃんに限っては単純な恋愛関係の範疇に収まってる)。 実際タイトル詐欺…

ゆゆ式 第8話 「2年生になりました」

絵はめちゃくちゃ普通になってしまって残念だったけど話自体は面白かった。やっぱかおりとか橘正紀がコンテ切ったほうが絵的には凄く面白いんだよなーと思いながら見てた。1話も今回も季節的には同じ春なのになんで今回は1話のように画面が白っぽいんだろう…

よんでますよ、アザゼルさん。Z 第8話 「龍神湖殺人事件(後編)」

わずか15分とは思えないくらいの密度の濃さに打ちのめされた。アザゼルさんが比較的まともに能力使って役に立ってるうえに佐隈さんが主役として活躍しているので物語に減り張りがあって山場もわかりやすい。佐隈さん(CV佐藤利奈)に卑猥なことを言わせるあた…

ちはやふる2 第二十首 「あきのたの」

目的を達成した後の処理能力が上手いというか、「これが出来たから次はこれをやろう」という目標が次から次へと現れるのがちはやふるが丁寧に物語を進められてる理由のひとつ。ちはやだけが主人公というわけでもないので視点も固定されないし色んな方向へ進…

はたらく魔王さま! 第8話 「勇者、修羅場に突入する」

こういうノリでこれからずっとやってくれれば涎垂らしながら「最高!!!最高!!!」しか言わない人間になるんだけどたぶん現実は甘く無いので今回をこのアニメにおけるひとつの頂点として認識するに留めようと思います。街田堂子脚本なのに所々で見せ場をしっか…

俺の妹がこんなに可愛いわけがない。 第7話 「俺が後輩と恋人同士になるわけがない」

次回が黒猫の黒猫による黒猫のための名作回ならば今回はその布石。原作で読んだ時は基本的に活字から伝わる情報を頭の中で整理してある程度自由な映像を作り出すことが出来たわけだが、アニメともなると制作陣によって作られている固定された映像なので個人…

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 第7話 「ともあれ、夏休みなのに休めないのは何かおかしい。」

物凄く痛々しい夏休みの過ごし方だった。普通ラブコメ作品の夏休みって山とか海に行ったり夏祭りとか楽しむものじゃないのか。林間学校の手伝いという大義名分のもとに捻くれ者達が孤立した小学生を救おうとする、もはや夏休みとか関係ない話の渦中に放り込…

翠星のガルガンティア 06 「謝肉祭」

レドがチェインバー使わなくても普通に島の言語を用いて会話出来てるんだけど、レドがこの島に来てからどのくらい時間が経ったのか全然わからないので「レドの言語習得能力が死ぬほど早いのかそうではないのか」という判断ができなくてそこは唯一不親切な設…

惡の華 第六回

佐伯さんが段々可愛く見えてきたのでおれもロトスコープの術中にいよいよ嵌ってきたのかもしれない。まあ元々ロトスコープに関しては肯定派だったんだけど、キャラクタが可愛く見えるかどうかという部分についてはほとんど興味無かったしそもそもこの作品は…

俺の妹がこんなに可愛いわけがない。 第6話 「俺の妹が家に彼氏をつれてくるわけがない」

あやせの手錠プレイがカットされたのかと思って前回放送時に落ち込んでいたら今回やってくれたのでもうそれだけで充分です。桐乃とか御鏡とかの話のおまけ感がすごい。 やっぱりこのアニメ1期に比べて作画が良くなってるんだけど、特にあやせの動きが異常な…

ちはやふる2 第十八首 「わすれじの」

演出がアホみたいに凄い(褒めてる)。ちはやふるって1期から今までずっと感情を色付けするような繊細な演出を貫いていたのにここにきて情熱的というか直情的というか、感覚器官から脳を通さずにまるで反射のようなキャラクタとその内面を彩る熱を帯びた演出で…

デート・ア・ライブ 第六話 「恋する温泉」

ギャグ回もきっちりこなせるというのは評価高い。木村真一郎がここまでギャグに特化した演出できるのは知らなかった。まさか『えびてん』で身に付けた技なのか。 メカメカ団ことASTへのあからさまな妨害行為が普通に全面戦争にならないのがこのアニメのエピ…

翠星のガルガンティア 05 「凪の日」

レドが自発的に労働することを選択したという意味で物語の中でも転換点となる重要な話になる。またハナハル絵のキャラクタによる水着回という意味でも重要な話である。さすがに「船の上で畜産とかどうやってやるんだよ…」とかいう細かい部分についてはもうス…