振り向けば誰かいる

最近なぜか周囲の人たちから怪談話を聞かされます。でもおれそういうの全然怖くないんだよなあ。
幽霊なんかよりも生きた人間の方がずっと怖いですよ。中学の時、友人3人と塾帰りの道を歩いてたら気が狂ったと思われる女性に追いかけられたし(実話。あれ今でも怖い)。
ネットなんか観測してると見知らぬ人に平然と悪意をぶつける人も散見されますし。
ネットって人間の化けの皮が剥がれる場所だと思ってるんすよね。匿名という身分に胡坐をかいた人間達の化けの皮が。
そういや小学生か中学生の頃、教師に「お前は何考えてるか分からん時がある」と言われた記憶が。「何考えてるか分からん人間が1番怖い」論のソース見せてみろよとは思うんですがね。


アニメ雑感

日常 19話


「さかもとを生贄にするから」はめっちゃ笑った。遊戯王かよ。
神社の件はテンポ良くて個人的にはかなり好き。
あと囲碁サッカーには意表突かれた。こういうサプライズ的なことはもっとやっていい。

セイクリ 6話


いつの間に学園石磨きラブコメになったんだ…というのが前半の印象(笑)。後半は目まぐるしい展開でこういうの待ってたんだぜーと概ね満足いく内容だった。
ちなみに「アシが絡んでたら足手まといになる」って洒落ですか。

R-15 5話


何これェ…
いやいいんだけどさ…今回も低俗過ぎて笑っちまったし。
まあ以前記したとおり、このアニメが盛り返す方法はネタアニメに徹する以外方法は無いように思う。そのためには真面目な要素(テンプレシリアスや感動展開)を一切排除しなければならない。
いや確かにそういった意味では最近のこのアニメの傾向は比較的良好であると言える。言えるんだがこれは人を選び過ぎるだろ。
やはりまだ魔乳の境地には辿り着けないよな。エロはエロでしか無く、ギャグと乖離してしまっているのが現状。これは意図したとしても早々出来るもんじゃないのでやっぱスタッフの力量差か。
ちなみに現代アートがテーマとかネット的にタイミング悪過ぎるだろ(カオスラウンジ、pixiv事件)と思ったんだが、まあ前衛的過ぎてもはやアートでは無くなっていたし実際のところ本編とほとんど関係無かったのでその話題とリンクさせる人はいなかったのかな。

いろは 19話


四人娘めっちゃかわいい。みんち回かと思ったけど各キャラの見せ場があったんでなこち推しのおれとしても満足できた。
あと女子の泥沼の争いは見てて「あーこういうのあるわー」と納得してしまった。こういうのを書かせたらマリーの右に出る者はいないよな。
ちなみにおれはこの争いでは完全にみんち側。まあお前が言うなよというか、あれはみんちが自分自身への戒めとして言ってるんだろうけれども。少なくとも恋愛がどーたらこーたらで進む道を阻害される事には激しい嫌悪を抱く人間なので(おれは恋愛より仕事重視派。だから結婚とか向いてない)、みんちの意見には百パー同意出来るわけで。私情でオムライス入れてーとか駄々捏ねるヤツがいたら腹パンしてるかもしれん。いやさすがに女子にはしない…と思ったがゆのっち……いやいや、ゆのっちにそんなことするわけないじゃない!
だいぶ話逸れたけど、今回はみんちを中心に学校内、ひいては仕事場において共同作業の重要性を理解させる話ってところか。
そしてまた余談だが、女装した孝ちゃん観てゆきあつ連想したのはおれだけじゃないはずだ。

うたプリ 6話


絶対に迷ったりしません!→迷った… って90年代のアニメかよ(笑)。ていうか四宮さんメガネとったら人格変わるとかどこの幼稚園教師だよ…
まあこういう設定含めておれはこのアニメを高度なギャグ作品だと思っているので。だってあいつ風呂はいる時も寝る時も全部メガネかけてるってことになるけど、肝心の本人(人格:優)があんだけ天然なら結構ふとした拍子にメガネ外れんじゃないのか。

クロワーゼ 6話


アニメのタイトルで「鳥籠」とか使われると、何らか(過去や因習)に精神的に縛られているキャラのストーリーという先入観があるのだけれど、今回はそういうわけでは無く「鳥籠」は体を縛る物質の比喩総称であった。コルセットとか着物を着るための布とか。「体を縛る=普通通りに動けない」というこおから、「慣れないこと・新しい何かをすること」を示唆しているといったところだろうか。その一方でカミーユは物質的ではない何らかに縛られている様子だったが、それは今回明かされず。カミーユとクロードの関係性がかかわってくるんだろうという事までは予測できたんだが。
そうそう、劇中でカメラと芸術家の話が出てきたので、西洋美術史オタク(?)としてちょっとここら辺について言及しておく。
カメラの普及は確かに芸術家にとって大きな打撃であった。芸術家に本来求められていた「リアリティを表現する」という目的をカメラは一瞬で掠め取った。
自分たちが必要とされなくなる状況を危惧した芸術家達は、カメラでは表現できない、人間の心の奥底にあるもやもやしたものを表現していこう、と考え始めた。リアリティを捨て、オリジナリティを追求したのである。それが後の「現代アート」に繋がってくるわけで。
まあ、これ以上話すと長くなるので割愛するが、カメラの普及は芸術家たちにとって必ずしもマイナスの影響だけを及ぼしたわけではなかった、ということだけ気に留めて置いてほしいところ。
しかし湯音かわいいなあ。演出とか細部の描写とか一切気にせずにゆるーく観ていたい。おれは何をしてるんだろ。

魔乳秘剣帖 5話


ついに開始30秒で笑ってしまった。これは酷いwwwとしか言えない。「化け物たちはおっぱいおっぱい言ってた」って…ほんと作者とスタッフみんな頭おかしいだろ(笑)。
だがしかし毎回面白いのも事実。ストーリー関係無く下ネタが酷過ぎて笑える。
あ、でもストーリーと下ネタが融合してるから分けて考える事は出来ないか。つーかストーリーに関しては割と真面目にやってんだよな。今回の話から下ネタ抜いたら普通に切ない話になるし。
この話が優れてる1つに、シリアスになりそうな場面を全部下ネタで中和してるという点があって。だからこそギャグアニメとして堂々と楽しめる。
あと今回ついに劇中で音を消しやがった。マジでどこまで行く気なんだこのアニメw

ゆるゆり 6話


あかりの唯一の仕事がOPの導入ってどういうことなの…
あとあかりの一発芸と粘土は死ぬほど笑った。このアニメ予想以上に腹筋にくるわ。いや、つーか今日が神回だったのかね。日常系のアニメでこんなに笑ったの久々だ。アニメになって原作の倍以上の面白さになってるのは素直に凄いと思うわ。やっぱこのアニメはスタッフに愛されてるんだろうな、細かい所にかなり気を配ってるし。
原作の中でも高レベルのネタを集めてて(と、個人的には思った)、25分があっという間だった感。まあ多くを語らずとも観てみればわかる。

夏目3期 6話


話が動き出した。今までは1話完結型だったんだけど、今回は1期・2期の内容を受けての話。的場や名取も絡んできて本格的に面白くなってきた。長髪の女は怖かったけど。
まあ毎回感動ものじゃワンパターン過ぎて腹一杯になるんでね、こういう展開は非常に楽しみ。

神様ドォルズ 6話


前半の詩緒と後半の日々乃でお腹一杯。
視聴者であるおれ達の視点に最も近いのが日々乃だったのだけれど、日々乃も誰も知らない過去の記憶を持っているという点で誰の視点を中心にすればいいのか、という問題が。
あと敵だったキャラ達にも回を重ねるにつれ、個々人の心情が肉付けされていって厚みを増してくという進め方は後々の戦闘とかで生きてくるんで是非とも継続してもらいたい。
そして詩緒に顕著に見られるんだが、やはりこのアニメはキャラクターの「表情」に並々ならぬ力を入れてる。こういう事例って最近はあまり見られない(傾向としては背景、あるいは全体的に力を入れるパターンが多い。その結果禁書にように顔面崩壊するパターンも)んで新鮮だった。90年代の作品には結構こういった手法を取り入れてるのが多いんだけどなー。

シュタゲ 19話


萌郁回。原作でもあんな感じなのか知らないんだけど後藤弱さん上手すぎて笑った。この人あんまり目立ったキャラやってないから(パッと思い出せるのはローゼンの薔薇水晶くらいなんだよな)今まで記憶に残りにくかったんだが今回は強烈だった。
そげぶに関しては作画気合い入ってるなあという、岡部とスタッフ、次元の違う世界にいる両者のマジっぷりを確認できたといったところ。
しかしよく話題になってることなんだけど、これあと6話くらいで終わるのか?回収してない伏線が多すぎるんだけど。伏線ぶん投げENDだけは勘弁して欲しいんでとりあえずしっかり締めてくれれば。
ちなみにここからはどうあっても萌郁は死ぬ運命にあるらしいんだが、個人的には1つくらい生き残るルートを作ってほしかった。

森田さんは無口。 6話


森田さんはいつまで無口なんだ。

うさぎドロップ 6話


何これ。ナニコレ。なにこれ。最高すぎる以外の言葉が出ない。
しかしもう逆に見るのが辛くなってきた。水が綺麗になり過ぎたら人間に害を及ぼす様に、このアニメはおれにとってあまりに綺麗すぎる。ある種の逃避場所であったはずの二次元空間がこんな淀みない空気というのがある意味異常なのだ。どんなアニメにも濁りはある。おれはそこに惹かれる事が多いんだけど、このアニメは徹頭徹尾綺麗な話なのよ。こんだけ濁りがないアニメっていつぶりに見るだろう。イカちゃんもその傾向が強かったような気がするな。いやまあそれでも好きだから全部見るし原作も買うけれど。
それはさて置き、子供としてのりんとお姉ちゃんとしてのりん、二つの顔が観られた回だった。この頃りんの成長をひしひしと感じられることは嬉しいような寂しいような。子供がいたらこんな感じなのかね。
さりとてそのままでいられるはずもなく、やがて大人になっていく過程を見届けなければいけないのも大吉の定め。おれが当事者だったならば耐えられそうにない。
そうそう、金木犀と背比べをするりんを見て可愛いと思ったのはおれだけじゃないはず。後ろ姿だけでも可愛さ出せる境地に達したのかよ…
そした最後のあの神演出。あれはアニメでしか表現出来ないよね。

アイマス 6話


ついにアイドルユニット竜宮小町(亜美、伊織、梓)が胎動。
しかし個人的には竜宮小町の話と見せかけての美希回だったように思えた。美希かわいいよ美希。そしてみきまこもアリかもしれん。
今回はプロデューサーの空回りが目立っていたが、これはプロデューサー>アイドルではなくプロデューサー≧アイドルの関係を提示しておきたかったんだろう。これが上手く出来てたんで良く纏まって見えた。
そして竜宮小町の歌と踊りが凄いっつーかこんなこと出来るんならOPもっと派手に動かせばよかったんじゃないのかとか思ったり。とりあえず今後のダンスシーンにはかなり期待できそうだということが分かった。

バカテス2期 6話


ボイスレコーダーの録音演出は上手いなあと思った。まさか台詞を可視化するとは。
しかし女子風呂覗くだけなのに何という壮大かつ感動的な演出。バカすぎる、これはバカすぎる…
あとすげーどうでもいい話なんだが高橋先生の召喚フォームが無駄に可愛らしい仕様だったのはどういうことだ。スタッフの趣味なのか。

まよチキ 6話


やっぱり先が読めちまうんだよなあ。前回見ただけで今回どうなるか大体わかるし。
取り敢えず新キャラのマサムネがあまり好きになれないというか言動と行動が一致してないのが何とも歯痒い。これから変わっていけばいいんだけど。今はまだ保留てとこか。実際現時点ではもうスバルのキャラが立っている(執事という身分でありながら奏より目立っているという)んで、スバル×金次郎ルートを奏やマサムネや妹ちゃんといったサブヒロインたちが補強していく方向で進めた方が良さげな気がする。あ、でも最後は上手く纏めてたと思う。前述の通り予想は出来た結末だったんだが。
そしてやっとOPに出てた最後の新キャラが登場。この人は良いギャグ要因になりそうな印象。今までタイトルよろしくマジキチなキャラばっかだったのでこういうキャラは清涼剤として上手く立ち回れそうだ。
だが何といっても今回1番の見所(?)はキタエリの囁き台詞だろう。あれで落ちない男はいないんじゃねーの。

猫神やおよろず 6話


柚子が骨董を学ぶに至るまでの過程を描いた過去編。
このアニメでは珍しく直球の悪役が登場。だがこいつのお蔭で素直に柚子すげーと思えたし良い話として締める事が出来た。前回が純正ギャグ回だったのも相乗効果として効いてたり。
つかこーいう話好きなんで卒無く仕上げてくるスタッフには感服でござい。観てない人や切った人もいるようだけど、このアニメはあんまり目立ってないだけで全体的にレベル高いのよ。

神メモ 6話


これ3話まで引っ張るとは思わんかった。ギュッとすれば2話構成でいけたんでないかな。1番残念なのはニート探偵であるアリスの「探偵」としての見せ場がほとんど無くなってきていることだろうか。要するに頭脳戦よりも肉弾戦に傾倒してると。

ダンタリアン 5話


娼婦ビオラの正体を最初に視聴者に明かした状態で物語が進むため、倒叙ものなのかなーと思っていたんだがその裏をかかれた。「洋風竹取物語」という表現が実に的を得ている回だと思ってたんだがなあ。まあダリアンも話中で言及してるしね。
それにしても右肩上がりに面白くなってきたなダンタリアン。最初は流し見程度で済ませるつもりだったんだが普通に見入っちまった。スロースターターだったのかよ。
しかし今期はうたプリの春歌、神様ドォルズの久羽子、べるぜバブのベル坊、このアニメのダリアン…と色んなみゆきちの声が聞けて楽しいな。

いつ天 6話


幼馴染が不遇すぎる。何であんなことになってんの。あと術式トラップ阿呆すぎわろた。カラオケで100点とったら解除って何だ。
取り敢えず今回は引っかかるとこは最初くらいであとは普通に観れた。観れたけど面白くないという(笑)。
しかし、音楽も演出も作画もしっかり仕上げてる癖に構成だけ信じられない程ダメってすげーパターンだと思う。こんなアニメ始めて観た。これストーリー構成間違えなければ普通に秀作だったんじゃないのかなあ。尺長めに取ってでも詳しい説明描写盛り込んどくべきだった。

タイバニ 20話


いやーまさに予想通りといった展開なんだけど燃える。見せ方がほんと上手いわ。
タイガーがマーベリックに呼ばれた時の焦らしプレイ(タイガー気付いてるんじゃないのかと視聴者に思わせておいて実は全然わかってなかったという)だったり、前回買ったボタンがキーになったり。
そしてマーベリックの怒涛の記憶操作術でまんまと殺人犯に仕立て上げられたタイガー。今後は虎鉄=ワイルドタイガーだと知っている人が鍵を握ることは間違いないだろう。虎鉄の家族、そしてルナティック。特に、ルナティックが味方に回るかがかなり重要なところ。
しかしもう次回以降の期待度限界突破してて自制が効かん。だってこれから否応なしに家族(特に楓)が絡んでくるじゃない。


その他雑感

・ここにきて戦国乙女が再評価されてることが非常に嬉しい。あれはもっと話題になるべき作品。
・戦国乙女が再評価されるならアスタロッテも再評価されるべき。あのアニメを軽視したりただのロリ枠だと思ってる人多すぎるわ。
・宴会乙女のイベントレポ見てる限りではめっちゃ楽しそうだった。BD化されるらしいんだがどうしたものか。
ハンターハンターはどうしたって賛否別れるんだから今は静観してるのがベストスタンス。個人的には叩かれまくってる浪川がどうなるかが1番気になる。
・ネット上のキュレーターの存在の是非についてはTwitterがキュレーションとしての役割を完全に失ったから論争が勃発したっつーワケではないよな。元から議論されていた話が震災の時に撒き散らされたデマを切っ掛けに再燃したという認識。
・匿名実名論争は割とそこら辺の話と落とし所は似てるんじゃないかと思う。
・最近の匿名の酷さはAppStoreのレビューなんかを見りゃ一目瞭然。
・あと、匿名ユーザーが名をあげて実名ユーザーに限りなく近づいた時のことをネットサービス側もネットユーザー側も考えてない状況。だから摩擦や軋轢が生じる。
アイマスOPがオリコウィークリー4位:これは素直に凄いと思う。つーかおれも買ってたわ。