ささみさん@がんばらない 第一話 「明日からがんばる」

  • 圧倒的脱力感。いけない。これは人間を堕落させるタイプの作品だ。「がんばらない」とタイトルに冠しているだけあってほとんど頑張ってない。観てると生命力吸い取られそう。
  • 序盤の風呂シーンはひだまりで得たものをそのまま使っているという感じがした。シャフト作品の風呂シーンってなぜか近代アートを想起させるフシがあるのは何でだろう。妙に潔癖というか神聖さを帯びていて近寄り難い。
  • 全体的に淡い色遣いなんだけど、これよく見たら頑張ってないささみさんとその周りの色彩は淡くて、頑張ってるお兄ちゃんやたまの色合いはやや濃いので、コントラストとしては上手いことバランス取れてる気がする。
  • 各キャラクタがどういう存在なのかよくわからないままお兄ちゃんが暴走していくという直情型日常系ストーリーにファンタジー(神話的)要素を混ぜ合わせているという1話目で、何が言いたいかというと「よくわからない」に尽きますね。邪神三姉妹とかささみさんは何者なのかとか全然わからん。わからんけどシャフトにしてはめちゃくちゃ動いてたので「あの頃のシャフトはもういない…まどかによって覚醒したんや……」という郷愁の念に駆られた。取り敢えず誰か今回の話を3行で説明してくれ。
  • 恋と選挙とチョコレートは同じTBS系列じゃなかったら怒られてたのかな。まあ恋と選挙とチョコレート自体、恋とチョコレートの要素が薄いただの選挙アニメだったのでむしろここで話題にしてもらえることは必ずしも不利益とは言えないのでは。
  • 今のところ本編の空気感とOP曲が全く噛み合っていないのでそこらへんの調整はストーリー側が寄せていくということになるんですかね。そういやZAQが女性だと知った時はちょっとびっくりした。あんな理論的な曲を書くのはそりゃ男だと思うでしょう。