ビビッドレッド・オペレーション 第三話 「本当の強さ」

  • 大坪由佳は予想通りあんまり演じ分け出来ないタイプの演者だったんだけどだいたい勢いで何とかなってしまっているので吉野がシリーズ構成やってる作品にありがちな後先考えない部分が生きている珍例だろう。
  • ご飯にマヨネーズかけるの尋常じゃなく気持ち悪いのでやめてほしい。主人公がこんな乱れた食生活でこの先やっていけるのか。
  • 狙ったような尻アップを真面目なシーンに入れてくるそのあざとさはストパンの成功で味を占めてしまった高村の背負う罪だと考えれば許せるようになりますね。
  • 姉妹で風呂に入ってるのは別に皆さんが望んでいる関係性ではなくたぶん単純に節約してるんだと思う。ただ今回は全編にわたって妹ちゃんが可愛かったのでわかばの存在が霞んでしまった印象ががが。
  • スタイリッシュ剣道は面白かった。もうお前ら剣道以外で勝負しろよという感じが半端ないけどいいんじゃないですか。どうやって勝負つけるんだろうという疑問は突然現れたアローンさんが解決してくれたし、変身してるのを見られちゃ駄目という約束をまるで無かったかのように無視してるし、何の葛藤も疑問もなくわかばが変身してるし、細かいところは全部ノリで押し切るというマッチョイズムがこれでもかと現れている。実際のところ今回の脚本は吉野ではなく岡村天斎なんだけどどうも吉野脚本を下地にして書かれている感じがする。好きな人はこういうの好きなんだろう。
  • 何の説明もないまま合体させられるわかばちゃんの悲しみ。変身後の姿が若干初音ミクに似てたのはまあ緑色の髪の毛ということで仕方ないにしても、前回あれだけ「互いに隠し事のないくらい2人の気持ちが通じてないと合体できないんだ!」とか散々言っておきながら今回即効でドッキングできちゃってるのはさすがに駄目でしょう。前回のあおいちゃんの必死の告白は何だったのということになる。
  • わかばの変身シーンも良かったので残り2人への期待が俄然高まってくる。このアニメもう変身シーンだけ見てりゃいいんじゃねとどこからか声が聞こえてきたけど気のせいだと思おう。