武装神姫 1話

戦闘に関しては今期でもトップクラスの力の入れようだった。しかし問題は「このアニメが」戦闘に一番力を入れている、という事実なのだ。どう考えてもおっさんの妄想を映像化したとしか思えないような武装神姫たちの設定に眉間に皺を寄せ苦悩の表情を浮かべながら見る、という視聴スタイルを確立することを許さないような戦闘のクオリティ。


内容、主にストーリーに関してはどうすれば良くなるかな…と考え込んでしまうほどの薄さだった。1話目でこの薄さというのはかなり心配になる。初回って最終回近辺と同じくらい情報量多いはずなのにこの圧倒的薄さ。ノートパソコンかよ。


キャラクタは水橋キャラが圧倒的に可愛かった。というか水橋が演ってればだいたい当たりというちょろい人間なのでまあアテにはならないだろうけど、ひだまりから連続して観たせいで余計そう思えたのかもしれない。おれも水橋ボイスでマスターと呼ばれたい。あとマスターのキャラデザだけどう考えても異常なまでに浮いている。一人だけ別世界から連れてこられたかのような作画。


そういやなぜか作中でハムスターの存在感が尋常じゃなかったんだけどあれは何かの意図があるんだろうか。電気コードとか齧ってたけど伏線になったりするのかな…いやーさすがにならないか。


ちなみにハンドメイドメイという文字列がおれのTLで飛び交っていたのだけれど、言われてみればこれはハンドメイドメイに近いな。最初の導入部はISに近いものを感じたんだけど、考えてみればキャラの衣装や「マスター」と呼んでる関係性はそらおとを想起させるし、何だかんだで色んなところから他の作品の匂いを感じ取れるアニメだ。