ちはやふる2 第一首 「はなのいろは」

  • 待ってた。もうめちゃくちゃ待ってた。おれの冬はちはやふると共にあるのだ。これがあれば今年はいいスタートを切れるだろう。
  • 2期の最初は1期のおさらいみたいなことをするのかな、と思っていたら最初からフルスロットルだったので早速脳髄が滾ってくる。このスピード感と繊細な物語と大胆なキャラたちの絶妙なコントラストにより織り成されている作品がちはやふるなわけですよ。
  • いきなり新キャラ登場しても「おいおい大丈夫かよ」という方向に一切行かないのが恐ろしい。むしろ「このキャラをどうやって生かすんだろう」と思えるのは(原作読んだ時の率直な感想)、完全にストーリーが固まっているからで、しっかりと練られたストーリーの上にはどんなキャラクタでも乗せられるんだということがよくわかる良回。
  • 菫は他の作品に出てれば物凄く嫌味で意味不明なキャラクタになるんだろうけど、末次先生の手にかかれば「面倒臭い後輩」になる。すごい。キャラメイク力すごい。
  • ちはやとそれ以外のかるた部の面子との考えの違いが明確に現れた、キャラクタの性格がぶつかり合うエピソードだった。それでもちはやの考えを皆が認めたり、太一がちはやに背中を押され本格的に昇格に向けて練習したり、それを肉まん君・かなちゃん・机君の三人が理解してサポートしてあげている、この関係性が素晴らしい。1期で培われたかるた部の結束力が生きている。
  • まあ何だかんだで今回は太一のイケメンぶりが死ぬほど現れていた電車のシーンがハイライトだろう。太一みたいな顔性格共にイケメンは絶対現実に存在しないということは承知の通り。