ささみさん@がんばらない 第三話 「働いたら負け」

  • 深く設定を知れば知るほどハルヒの派生作品というイメージが強くなっていく。そしてささみさんは毎回そこそこ頑張っていると思います。タイトル詐欺。
  • 半分以上がささみさんのモノローグという、もはやアニメというよりドラマCDに近いエピソードだった。喉のあたりから手が生えたくだりは唯一視覚的な演出が必要とされるので映像にした意味はあるのかもしれない。
  • ささみさんが三姉妹のことをどこまで知っていたかというベースの情報がないのでちょっとストーリーを理解するのが苦しいものの、お兄ちゃんがささみさんのために改変能力を背負ったと思わせておいて、結局「ささみさんの改変能力でお兄ちゃんの幸せを願った結果お兄ちゃんの願いが叶うようになった」ということはわかったんで充分だろう。改変能力の根っこはささみさんに宿ったままというのは別にいいんだけど、その能力をフルでお兄ちゃんに注ぎ込んだせいで自身に改変能力が無くなるという事実の説得力のなさがすごい。
  • しかしシャフトの紙芝居的な絵の中にある3Dの戦車とかヘリはどうも浮いて見える。ここは演出を工夫して敢えて3D使わないでほしかった。
  • ただ戦闘に関してはこいつシャフトの皮を被ったサンライズなのではというくらいめちゃくちゃ動いてて演出もばっちり決まってたので、この頑張りをぜひ劇場版まどかマギカに生かしてもらいたいと思いました。