俺の妹がこんなに可愛いわけがない。 第10話 「俺の妹がウェディングドレスを着るわけがない」

  • 前々回とは違った意味で満足度高い。別にあやせメイン回でもないのにこの溢れ出る充足感は何なんだ。いや厳密に言えば加奈子と桐乃を矢面に立たせたあやせ主役回なんだけど二人がキャラクタとして強過ぎるのがつらい。「私の為に別れたんでしょ?」と何の気負いもなく発言してそれが許されるキャラクタというのは実際数少ないというのに。
  • 喋り方が邪悪という新感覚ヤンデレヒロインの烙印を押されたわけだが相変わらず出で立ちと言動は素晴らしいので皆さん色眼鏡を外してみましょう。「いってらっしゃい」を声に出さないで心の中で言うヒロインは女子力高いという個人調査結果の正しさが愈々もって証明されつつある。
  • 謎の光規制(後でわかったんだが車輪の絵がヤバかったらしい)とか音響とか京介が自転車で来るくだりのコンテとか普通にギャグアニメの文法を踏襲してるんだけど、実際のところギャグでも何でもなく真面目に物事を処理しているのでお前ら何やってるのという感情が芽生えてくる。
  • 原作の内容がかなり圧縮された印象なんだけど(原作読んだのだいぶ前なので記憶から忘却されつつある)、圧縮によって桐乃と京介の二人乗りパートではなくあやせ・加奈子パートが削られるのは原作の終わりに結び付いてる気がした。最終巻まだ読んでないけど。
  • あやせ成分をもっと補給しておきたかったというのが正直なところだけどあと一回山場があるのでそれまで待つとして、全15話(?)でこのペースだと後半かなり削られそうで戦々恐々としている。