ちはやふる2 第二首 「こひすてふ」

  • 2話目にしてもう演出が神懸かっている(友田政晴といえば『喰霊-零-』6話の戦闘演出が良かった記憶が)。もはや序盤から力を出し惜しみする気など一切無いようで、逆に「今これだけ力出しても平気ですよ」という余裕を出せるということはこのアニメどんだけ時間かけて作ったんだろうという疑問が湧く。
  • 菫含む女子高生3人がファーストフード店で座っている位置とか(菫が下手、他二人が上手という位置から見える高校生活における余裕の現れ)ちはやの顔芸の反復・「かるたバカ」という文字演出とか原作で見えて来なかった部分がアニメによって強調されている印象。
  • 菫がやる気なし捻くれキャラ、筑波君が二面性のある癖者キャラという今までのかるた部にいなかった個性を縫っていて、改めてこれはキャラクタ主導型の作品なんだと認識させられる。
  • 肉まん君が今回から先輩っぽく成長していくのが凄く面白かったりする。1期の頃は自我が強いタイプのキャラだったのにこれから後輩に対する指導にもエネルギーが回されていくので肉体的にも精神的にも一回り大きく成長して見える。
  • まあ今回はかなちゃんが主役ということでいいでしょう。かるたの先輩である以上に菫の人生の先輩として色々と助言できるという貴重な存在。ちはやはかるたの先輩にはなり得るものの菫を諭せるほどの力は有していないので(かるたバカだから)。