ラブライブ! #4 「まきりんぱな」

  • 今のところ一番繰り返し見ていて尚且つ今のところ今期一番のエピソードであった前回のライブ回からの続きということでおれの中で不必要にハードル上げてしまったんだけどそんなハードルなどなかったかのように連続して良質なエピソード、しかも前回のエピソードを生かしたうえで成立している話だったので前回の熱量もしっかり引き継いでいる。
  • 1年生組の中でも特に花代がメインのエピソードなんだけど、花代一人にフォーカスしてるのではなく凛や真姫との友人関係だったり穂乃花たちとの先輩後輩関係がきっちり描かれていたので話に奥行きがある。あとは真姫の中の人の演技さえ向上すればもっと話に引き込まれると思う。
  • 真姫も凛も花代も、自分のやりたいことを自ら抑えているという点では共通していて、その抑圧する要素を穂乃花たちが取り除いてあげたり、やりたいことをやれるように背中を押してあげる役割を果たすのかなーという感じがする。花代の背中を押すという点では今回は凛と真姫が起爆剤になっていた印象なんだけど。
  • やっぱり夢を持った少女がそれを叶えるために頑張ろうとする姿は素晴らしいですね。1年生組が穂乃花たちのもとに向かってスクールアイドル部に加入するまでのシークエンスは本当に良かったです。その後の1年生組の打ち解け方がめちゃくちゃ早かったのは気になるけど前半から後半への盛り上げ方の上手さは花田十輝の底力を感じる。
  • 以前の花代の「誰か助けて」の台詞がまさか今回のための伏線になっているとは思わなかった。しかし最終的にはその「誰か」に頼らなくても自分で進む道を決められるようになったというところに花代の成長を感じられる。そういえば花代は眼鏡キャラなのに眼鏡がない方が輝いているという稀有な存在だった。
  • 4話でも全く勢いが落ちておらずもうこのまま最後までいけるんじゃないのという気がしますね。圧倒的な期待の高さを背負って尚この安定感が出せるのは凄い。最近のオリジナル作品の中でもトップクラスの完成度。