銀河機攻隊 マジェスティックプリンス #001 「出撃」

  • そこはかとなく死の臭いが漂っていてワクワクさせるアバンと本編とでは結構な落差があった。今のところまさしく「元永慶太郎志茂文彦を掛けて吉田玲子で割った」という内容でわかりやすかった。ただ平井久司のキャラデザが若干90年代っぽさを感じる。
  • キャラデザだけでなく演出やコンテもどことなく90年代アニメを意識させる作りで、そういう意味では懐かしさを感じさせる作品だった。最近ではあまり取り入れられてない驚いた表情の描写とかもあって、過去にタイムスリップしたような気分に。これ10年以上前の作品と言われてもたぶん疑わないと思う。
  • そんな一昔前の時代を感じさせる作品の中に果たして新しい(現代風の)要素はどのくらいあるのかという部分に注目して見てたんだが、やっぱりCGとか戦闘とかそういうロボに関する部分に限定されてくる。単純な板野サーカスの模倣ではなく機体そのものを印象付けるようなカメラワークと演出が際立っていた。ロボアニメでミサイルや爆撃ではなく機体が駆動する絵を見せ付けるというのはつまりロボ自体に何かあるということなんだろう。しかし戦闘の尺が短めだったのは勿体無いな。
  • そういやイズルとトシカズの髪の色、公式サイトに載ってるキャラデザだと黒髪と青髪なのに、アニメだと両人とも青髪になってて見分けがつきにくくなっている。最初は照明のせいかと思ったんだがどうやらそうではないらしい。