中二病っていつ頃治ったのか全然わからない。ゲームしなくなった高校生の頃か、人生に絶望した大学生の頃か。少なくとも自分で考えた最強のキャラクターを脳内で生み出すということはしなくなったし、自分は凡人であり決して特殊な力などないということも悟った。
むしろ20歳超えて中二病患っている人のほうが人生幸せなんじゃないかなーと思ったりするんだけど、世界を自分の主観でしか捉えられないということは社会に出たら相当苦労するのではとも思うし、程良く中二病の名残があればあまりの黒歴史ぶりに絶望してしまうし、何が正解なのか全くわからない。なんか前に「曲作ったり歌詞書いたりするのに中二病は役立つ」みたいな話聴いたことがあったようななかったような気がするんだけど、絶賛中二病患者でおなじみ某世界の終末のボーカル氏の歌詞なんて正直見るに耐えないレベルなので、もうこの事に関しては各々が自分のなかで勝手に処理すればいいのではないかという結論に至った。
そういえばこの前ファッション化するオタクというお題目で友人とskypeで長話してたのでいつかその内容を書けたらいいなーと思ってるけどそろそろ…そろそろ体力が…
音楽関連
Bloc Party「Four」
巷で評されているほど悪くなかった。確かに1回聴いただけだとあんまインパクト無くて「ブロパも才能出し尽くしたのか…」と思ってしまったんだけど2回目以降から聴こえ方が変わってくる。比較的地味目だと感じられるリードトラック「Octopus」がまさにそれ。
Two Door Cinema Club「Beacon」
日本でもブレイクすると思ったんだけどあんまその兆しが見えてこないんだよなー。なんでだろ。メロディとアンサンブルがくっきりしていて日本人好みだと思うのに「そもそも知らない」というステップを乗り越えるまでが大変なんだよなーどうしたらいいんだろ。
Wilco「Yankee Hotel Foxtrot」
いつどんな精神状態で聴いても受け入れられる巨大な器をもったアルバムで、発売から10年近く経った今でも新鮮な輝きを放つ。ちなみに歌詞はあんま読まない派なのでテロの題材とかはあんま気にしてないです。
その他
- トータル・イクリプス、未知の生命体であるBETAが敵として襲ってくるわけだが、放送前にはこの未知の生命体のほうを応援するアニメになろうとは思わなかった。BETAさん頑張れマジ頑張れ。
- 「尺余り銀河」は今年最高峰のキラーフレーズである。
- おれが亡国のアキトを見ないのは、コードギアスはR2の最終回をもって物語の全てが終わっていて、これ以上なにを付けたしても蛇足になるだけだと思っているからです。
- とかいいつつ結局劇場公開の最終日に見に行ったクチなんだけど、やっぱりあれですね、イレヴン(の中のテロリスト)側とブリタニア側ともに魅力がギアスよりも半減してますね。何よりテロリスト達に美学がないのがつらいところ。
- ロボットものとかもぜんぜんわかんなかったし、今もわかんないんだけど、なんか自分の中には「かっこいい」っていう感覚自体が無いのかもしれない。
- ジャイロゲッター頭おかしすぎて笑い転げていた、こんなの夕方6時にやるアニメじゃねえだろ…
- まさかこの完全に眼中になかった夕方アニメが今期最大のダークホースになるなんて誰が考えただろう。
- 先生美人でいいですね、話だけじゃなくて各キャラもしっかり確立されてる。
- 作画もウケを狙ってあえて動かしてる部分とそうでない部分のふたつでメリハリつけてるし、何より超展開ながらも最後まで勢いがまったく落ちないストーリー展開が呆れるほど爽快で楽しい。関の実況もスピード感出せてて非常に効果的。
- とにかく真面目に熱いもの作りました、という作品なのに突っ込みどころ満載で(OPがマッチ、EDがまさかのロボダンスという衝撃の事実含め)ギャグ作品っぽくなってるのが面白い。
- おにあい直球すぎるくらい今のトレンドを節操なしに咀嚼して取り込んでいて面白いんだけど何故か批判が多かったりする。
- 狙い過ぎてるのが逆に批判される所以なのかわからんけど、いわば「流行りのものを取り揃えたスーパーマーケット」みたいなアニメなんだからそこを楽しめなきゃ無理なんだろうなーというのはわかる。
- まあ唯一の不満点は秋子を演じてるのがそこまで技量のない新人だということくらい。この声質なら佐藤聡美でいいんじゃないかという思いが拭えない。
- おれのTLには「アニメは新人の育成現場じゃないから‼」という意見を宣う方がいますがそれはそれで否定はできない話なんですよね。
- 舞台経験積み重ねた役者ってアニメの場に移っても演技尋常じゃないくらい上手いんだよな。福圓さんなんてもう上手すぎて鼻血出るレベルでしょ。
- いわゆる「アイドル声優」的な人材の問題点って演技の練習に割ける時間が普通の声優に比べて極端に少ないことだろう。おれたちは究極的には中の人などどうでもよく、映像作品そのものを享受したいのでやっぱ演技力は大切ですよ。
- 最近日常生活において「眠い」という言葉の使用頻度がすごく多い。
